中野洋昌の発言 (経済産業委員会)
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○中野委員 公明党の中野洋昌でございます。
経済産業委員会で質問をさせていただくのは今回が初めてでございます。質問の機会をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。
本日は、春闘の集中回答日でございます。多くの企業に、ぜひ賃上げということでいろいろな結果を出していただきたい、このように考えておりますけれども、これはまさに大臣が所信でも述べられました、経済の好循環の実現を図っていくために大変に重要な要素である、このように考えております。
そして、経済の好循環の実現を図っていくためには、もちろん労働者の皆様の賃上げというか処遇の改善をやっていくというのが一つの柱でございますけれども、私は、もう一つ並行して進めていかないといけないのは、もちろん賃上げをするには企業がしっかりと利益を確保していく、これがやはり大事だというふうに思います。これを車の両輪としてしっかり進める必要があると思います。
私は予算委員会でも実は質問をさせていただいたんですけれども、大企業というのは経常利益が今大きく伸びている、こういう状況でございます。しかし、中小企業は、日本の経済を支えている多くの企業は中小企業だと思いますけれども、残念ながら経常利益の伸びというものが大企業に比べるとまだまだ遅い、まだまだ低い、こういう状況でございます。ですので、中小企業がしっかりと利益を確保できる、そうして初めて賃上げであるとかいろいろな取り組みを行っていくことができる、こういう状況であるというふうに考えております。
政府の方でもこういう認識は重々持っていただいていると思っておりまして、現在、中小企業の下請の取引の状況について、アンケートというか実態調査をしっかり行っていただいている、こういうふうに認識をしております。この実態調査を、取引の条件が具体的によくなっていくように、しっかりと結果に結びつけていく、こういうことをぜひこれから力を入れていっていただきたいと思っておるんです。
業界ごとに、いろいろな実態、それぞれ違うと思います。業界にヒアリングをいたしましても、やはり典型的に、不適切な例がまだまだありますよ、こういうことがあるわけでございます。あるいは、価格がしっかり転嫁できればいいのになかなかできてこない、こういうお声もかなり具体的にあるわけでございますので、何が不適切なのか、あるいはしっかり価格転嫁していける、すべきだ、こういうものをしっかりわかりやすくぜひ整理をしていただいて、これを発注する大企業とか、こういう側にもしっかりと伝わっていくような形にしていただきたいというふうに思っておるんです。
また、これをやった結果、実際にどうなっているのか、そういう結果のフォローアップもぜひ将来的にはしっかりやっていただいて、取引条件の改善が進んでいるのか、こういうことをしっかりと前に進めていっていただきたい、このように考えておりますけれども、ぜひ大臣から御答弁をいただきたいというふうに思います。