福田達夫の発言 (経済産業委員会)

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○福田(達)委員 ありがとうございます。
 しっかりと正面から受けとめていただいたというふうに理解しております。
 とにかく、この問題で、ちょっと難しいのは、政治がどこまで商慣行の中に入っていくのかという問題もあります。
 ただ、これまであらゆる手を使って大企業の方、親事業者の方にわかっていただこうとした、その中ではどうにもならない社会構造になりつつあるなというふうに思っておりますので、社会構造が流動化して動き出すまでは政治の出るべきところがあるのかなと思っています。
 また、これは大企業をいじめればいいという話では全くございません。大企業がしっかり稼いでいただく、そののりの中で、やはり回すべきものは回していただきたいという話でございますし、また一方で、中小企業、小規模事業者の方におきましても、やはり自分自身の経営力というのを上げていただいて、自分で値づけができるという力をつけていただく、このことについても我々は応援をしていくということもしっかりと言っていきたいと思います。
 この辺、ただ唯一言いたいのは、信義則に反することはしないでくれと。今現在生き残って何とか経営が回っている中小企業は、信義則に反するようなことがなければ、しっかりと仕事を回していく、少しでも利幅が出てくる、そういう企業だけが残っていると思っています。そこに、新しいことを始める、そういう余力をつくっていただくためにも、ここについてはぜひよろしくお願いしたいと思っています。
 済みません、時間がなくなってまいりましたので、最後に、これは提案みたいな形になりますけれども、一つさせていただきたいと思います。
 資料を一枚配らせていただいております。
 説明いたしますと、縦軸に企業の今現在の状況について書いております。1から4まで分けております。右側に、いわゆる稼ぎの場、どこの市場を主に活躍の場にしているかということで分けておりまして、右側の軸は、いわゆる地域で稼ぐ会社、一番右側が世界で稼ぐ会社、その真ん中に国内で稼ぐという概念も入れています。これは、実は、LとGというのは某冨山さんという方が出した概念でありますけれども、そこにDというものを入れております。
 縦軸は、1から4まで。一番上がいわゆるグローバルニッチトップ、世界でもシェアを三〇%以上握るような中小企業。一番下が町、村等で、このパパさんママさんストアとかがなければ、この社会、コミュニティーがどうしても成り立たないと言われるような小規模事業者。その中の2と3が、2は、今現在黒字も出ています、自律的に回っていますという会社であります。三番目が、今現在、何かの理由で赤字である、黒字が出ない状態が続いている。そういう企業の状態に合わせて、それを市場に合わせてつくったマトリックスでございます。
 何を申し上げたいかといいますと、今現在、我々は、中小企業、小規模事業者の区別というのを、資本金だとか産業だとか、雇用者の数だけでやっておりますけれども、これは入り口の話でありまして、我々が中小企業者、小規模事業者に求めるのは、最終的には、雇用であり、税を納めていただく、かつ、地域における生活の基盤をつくっていただいて、地域の資源を見出していただいて新しい宝にしていただく、このことなんですけれども、この機能で見た方が政策誘導がしやすいのではないか、そういう問題意識を持って、実はこういう図をつくらせていただき、また党の中での議論もこういう形でしたいと思っております。
 済みません。時間がなくなってまいりましたので、簡潔に、こういう新しい中小企業の捉え方、そして、そこへ向けての政策のつくり方について長官の方から御意見をいただければと思います。

発言情報

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発言者: 福田達夫

speaker_id: 33241

日付: 2016-04-22

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会