中村裕之の発言 (原子力問題調査特別委員会)

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○中村(裕)委員 ただいま、非常用発電装置についても多様な観点から審査が厳正に行われているということでありますし、使用済み燃料ピットの方も、耐震性を有していて損傷はないだろうし、臨界を防止するだけのきちんとした基準に適合しているということを確認されたということを答弁いただいたわけですけれども、残念ながら、大津地方裁判所は、そうした科学的知見に基づかずに運転差しとめの仮処分命令を決定したというふうに、事業者はそういうふうに申して不服申し立てを行っているところであります。
 きのう、福岡高等裁判所宮崎支部の方では、規制委員会の判断、また審査基準もそうですけれども、事業者の安全確保について不合理がないということで棄却をしたわけでありますけれども、大津地方裁判所は、原子力規制委員会の検討結果が事業者の調査の完全性を担保することを求めているというふうに、事業者側も申しておりました。
 私は、完全性を担保されるということになると、規制委員会の審査で合格したものが新しい安全神話をつくってしまうということになりますので、それはちょっと求め過ぎではないかというふうに思うんですけれども、そういうような判決の、処分の違いがこうしたところにあらわれているんだというふうに思っておりまして、いずれにしても、規制委員会としては、新規制基準や適合性審査にいささかも疑いを持たれることがないように、今後も適切に対応されることを望むところであります。
 そこで次に、規制委員会では、現在、高浜一、二号機についても適合性審査を進めていると承知をしておりますけれども、その一、二号機の立地からすると、同様に住民訴訟が予想されると私は思います。
 このたびの仮処分命令は、こうしたことから審査スケジュールに影響を与えることにならないのかというふうに考えますが、所見を伺います。

発言情報

speech_id: 119004194X00220160407_028

発言者: 中村裕之

speaker_id: 9044

日付: 2016-04-07

院: 衆議院

会議名: 原子力問題調査特別委員会