神山洋介の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○神山(洋)委員 確かに、ゴールはそこじゃないということは文言の論理上は成り立つのかもしれませんが、こういう社会情勢であり、国際社会の要請等も含めてこの法律が十一年前に制定をされて運用されてきたというときの、特に我々政治の立場にいる人間が目指すべきゴールは何かといえば、それは、この後今回の改正の目的である労働力の不足等々の話にも入っていきますが、やはり、そもそもの着眼点に対してどれだけそれを改善する効果があったのか、もしくは大きく出せるのかという、私はそこが大きなポイントではないかなと思うわけです。
認定件数が大きかったからいいかどうかではなくて、その認定件数を踏まえて、そもそもの着眼点であった社会的な要請に対してどれだけの改善の効果があったかということによって、この法案の成否が問われるべきだと私は思っておりますし、そのスタンスでこの後も少し議論をさせていただきますので、大臣、よろしくお願い申し上げます。
改正案の話なんですが、その三点を目的としてこの十一年間運用されてきて、今回、改正案の中では、それに加えて、労働力不足への対応という部分が追加をされているわけです。
実は、きのうたまたま、午後、タクシーの営業所で少しお話をしていて、観光シーズンだから少しお客さんもふえているなという話がある一方で、やはりドライバーさんがなかなか集まらないという話であるとか、高齢化して大変だという話であるとか、そこで働いている方々の賃金はなかなか上がらなくて下がる一方だという話が実はありました。
先日の軽井沢のバス事故の件も、ここでも何度も議論がなされましたが、そこでも同じような話があり、また、今回のトラック輸送という領域においても実は同じような構造があって、これは、ひとえにタクシーとかトラックとかバスというふうなところだけではなくて、やはり横に共通をする構造的な課題があるなということを改めて感じましたし、その意味でいえば、労働力不足に対応していかなきゃいけないという問題意識そのものは、何の異論もなく私も賛同するところです。
ここで、まず初めにお伺いをさせていただきたいのは、前段の議論ともかかわりますが、労働力不足という問題があるということは、もう誰もが異論がないことであるわけです。では、一体この労働力不足がどのぐらいのボリュームで将来発生をするということが想定をされていて、そこに対してどういうアプローチをしていくと解決をするのだろうかという問題意識の中の一つとして今回の改正案があると思うわけです。
今回の法改正の中で、では、この労働力不足に対してどういう目標設定をして、どういう改善の効果を見込んで今回の改正案を設定されているのかという大枠の話をまずお伺いさせていただければと思います。