神山洋介の発言 (国土交通委員会)
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○神山(洋)委員 それは確かに難しいんだと思いますし、いろいろな不可抗力といいますか、変数も多いので、がちっとはめて十年間それだけで走りますというので必ずしも機械的にできるとは、私もそれは思いませんよ。
ただ、世の中には、やれればやった方がいいことというのは山のようにあると思うんです。一方で、やれることというのは非常に限られるわけですよ。これは予算の制約、マンパワーの制約もあるでしょう。やれればやった方がいいことを手当たり次第一個一個手をつけていくということであってはならないというのは、これは改めて議論をするまでもないと思うんですね。やれればやった方がいいことが山ほどある中で、最終的なゴールに向かって、では、どれを選択して、どこに資金投入をして、リソース投入をしてやるのが最もそこに対しての近道であるかという判断をするのが我々の仕事だと私は根っこで思うわけですよ。
ここまでの話を含めて言うと、今回の法案も含めて別に反対をするような話ではないと私は思っていますが、どれだけの優先順位があるもので、ほかに何が足りなくて、そしてこれがどの程度の緊急性を持つものなのか。そして、今回の結果、どれだけ今の問題が解消されるのか。その全体像が果たして見えるでしょうか。見えないんですよ。そこをきっちりとやるべきじゃないかというふうに私は申し上げているわけです。
その意味で、先ほど大臣にもお伺いしましたが、この労働力不足の問題を解決するというときに、人数をふやしますという話と生産性を上げていきますという二つの柱があって、そこにどういう形でウエートを置いていくのか。別に、数字で示してがっちり十年間変えちゃいけないなんということを言っているつもりはありません。しかし、それを大きな方向性として決めて初めて、個別の法律の改正案、今ない新規制度の設立ということが大きな意味を持ってくるんじゃないかなと思うんですが、大臣、私のその考え方は違いますか。