神山洋介の発言 (国土交通委員会)
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○神山(洋)委員 私は、こういう問題というのは、本来は、でき得る限りはマーケットメカニズムの中で解決をされるべき話、そこが優先だと思うんです。その意味でいえば、通常の商取引の中でのサービス、サービスと言っていいのかわかりませんが、そういう中でこの問題が何で解決しないのかなという素朴な疑問を持ちながら、いろいろな業者の方々とも実はちょっと話をしてきました。
さっき、ちょっと事例として申し上げましたが、ファミレスでもと言うとちょっとこれはファミレスにも失礼ですが、ファミレスであり飲食店でも、ランチどきの混んでいるときというのは、予約、最近携帯でできるわけですよ。携帯でできなくたって、少なくとも電話では予約して、大体決まった時間に、そんなに大ずれはないぐらいで入れるわけです。
何でそんなにずれがあるのか。もっと言えば、そういうずれがあるところは、今大臣からも言及ありましたが、通常の商取引というかマーケットメカニズムの中からいえば、それはやはりサービスの質という観点から徐々に排除されていく、そうならないがためにスキル、サービスレベルを上げようというシステムが働くはずなんですが、なかなか働いていないですよね、現状。だから、今回の対応の中で、また予約システムのところを後押ししますというふうにやるわけです。
本来は、予約システムは、本当にこれは税金を使ってやる話かという気が私はしなくはないんですが、しかし、問題を改善するためにはこれはやむを得ないでしょう。ただ、そのときに、ずるずるとそういう形で公費でバックアップをして、すべき部分はもちろんあるわけです。しかし、こういう部分は、本来は通常のマーケットメカニズムの部分で、そのメカニズムがうまく機能していない部分を解消することによって、通常の民間取引の中でこういうシステムが普通に完備をされていくということ、せいぜいその後押しをするということに私はとどめるべきではないかなというふうに考えているわけです。
手待ち時間の話をここで十分、十五分話をしたところで解決をするような実は簡単な話ではないと思いますが、最初の労働力不足という着眼点を考えたときに、では労働環境の改善が大事だ、若者がどうやったらドライバーになろうかと思うかというときに、やはりこの手待ち時間のところというのは非常に大きなウエートを占めていると思いますし、生産性を革命的に上げていくということであればなおのこと、そんな、九時に行って十四時まで車の中で待っていなきゃいけない、昼寝できるのかと思いきや、昼寝していると後ろから抜かれていっちゃうので昼寝もおちおちできないという話でありましたが、そういう状況を改善するためにも、もっとここはPDCAをきっちり回していただきたいなということを思っております。
最後に、一点だけなんですが、今回のこのモーダルシフトへのシフト等々ということを考えたときに、実は、ある方が少しそういう話をしていたということなんですが、高速道路の大口・多頻度割引というものがあるわけです。高速道路は大口・多頻度で割り引いているわけですね、税金投入して。これは、モーダルシフトと背反するんじゃないか。船とか旅客鉄道の方で大量輸送して効率化しましょうよ、生産性を上げましょうよと言っているにもかかわらず、大口・多頻度割引をやるというのは、これはちょっと矛盾していないかという話が実はありました。
私は、個人的には、確かにそれはそうかもしれないと。ただ、今の個別の中小企業が大半を占める輸送業者の経営状況を考えると、しばらくはやむを得ないかもしれないけれども、先々ここは整理しなきゃいけない問題かもしれませんねというような話を実は現場でしていたんですが、この点、大臣、どういう御見解をお持ちでしょうか。