麻生太郎の発言 (財務金融委員会)
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○麻生国務大臣 これはもう鷲尾先生おっしゃるとおりに、大体二〇二〇年のオリンピックの年に二千万人ぐらいになるんであろうと目標を立てたときに八百万人ですから、その当時の国内の訪日観光客は。飛躍的にふえて、一千九百七十四万人が去年です。ことし一月段階でもう既に百何十万人というので、史上最高。過去一月で一番多かったのが今年一月ですから。
そういった意味では、めちゃくちゃにふえておりますのは、予想以上の伸びでふえてきているというのは確かでありますので、これは当然のこととして、先ほど申し上げましたようないろいろな指摘のありますのは御存じのとおりなので、私どもとしては、これまでになく税関の職員というのは、これはかなり偏った職業で、それだけをやるわけですから、そういった職業をやることになりますので、これは、ほかのところの職種から引き抜いて、ちょっとおまえやれというような種類の仕事じゃありませんので、そういった意味では、これはかなり特殊な仕事ということも考えた上で、私どもとしては、破格ではありますけれども、二桁を超えて三桁の増員というのを二十七年にやらせていただいて、百四十人だったかな、何かやらせていただいたり、二十八年度の予算でも百四十人一挙にふやすような形をさせていただいて。
例えば福岡というところは、韓国、中国に近いものですから、お見えになる方が多いんですが、クルーズ船なんていうのはむちゃくちゃなことになっていまして、博多に来られると上海弁、広東弁が博多弁よりは通じているぐらいに物すごいんじゃないでしょうかね、今は現実問題として。北京語よりは上海語、広東語ですな、この間聞いていましたら。とにかく、もうむちゃくちゃな数です。ちょっと想像を絶するぐらい、別の国じゃないかというぐらい、船が着いたときにはずらっとあらわれますので。
そういったような形になっていますので、私どもとしてはこれに対応しなくちゃいかぬというのでやっておるんですけれども、問題は、板付空港とか博多港じゃなくて、みんな佐賀におりていくんですね、すいていますから。佐賀空港にチャーターで。佐賀に国際線なんか予定していませんから、そうすると、佐賀にいきなりCIQ、カスタム、イミグレーション、クアランティーン、いわゆるそれをごそっと板付からそこに移動させて、やって、またこっちに戻さないかぬというようなこともやったりして、ちょっと過剰労働になっていることは確かなものですから、ここのところも対応しないととてもできませんので、そういったことも含めまして、今いろいろな対応をやらせていただいております。
これが今後ふえていくか、こんな爆買いなんて、そんないつまで続くんだという説も確かにありますが、ちなみにフランスなんかを見ていますと、人口が七、八千万で観光客が八千九百万ですから、そういった意味では日本で一億五千万人が来てもおかしくないという計算になりますと、これはとてもじゃないということになりますので、対応としてはいろいろなことを今後とも考えていかないかぬと思っております。