黒田東彦の発言 (財務金融委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○黒田参考人 最近発表されました三月短観の結果を見ますと、御指摘のとおり、企業の業況感、これは総じて良好な水準を維持しておりますけれども、新興国経済の減速の影響などから、前回十二月調査と比べますと慎重化しております。
 事業計画を見ますと、経常利益は、二〇一五年度については増益となり、過去最高水準となったほか、二〇一六年度についても、前年度との比較では幾分低下するものの、過去最高水準を維持する見込みであります。
 こうした良好な収益環境を背景に、設備投資は、先ほど麻生大臣も述べられたとおり、二〇一五年度は前年比かなりのプラスになった模様でありますし、二〇一六年度についても、この時期の調査としてはしっかりとした計画となっております。
 こうした三月短観の結果は、我が国の経済について、新興国経済の減速の影響から輸出、生産面に鈍さが見られつつも、基調としては緩やかな景気回復を続けているという見方に沿ったものであると考えております。
 なお、企業の物価見通しについては、エネルギー価格が下落した中で、前回十二月調査と比べて下振れております。もっとも、企業が先行きの物価上昇率の高まりを予想しているという点は、これまでとは変わっておりません。

発言情報

speech_id: 119004376X01220160405_029

発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2016-04-05

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会