うえの賢一郎の発言 (財務金融委員会)
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○うえの委員 ありがとうございます。現地でいろいろな対策をとってこられたと思いますが、中小企業支援につきましても、引き続き御尽力を頂戴したいというふうに思います。
次に、個人の二重ローンの問題でございます。
これは東北大震災でも大変問題になりました。今般の地震におきましてもたくさんの住宅が深刻な被害を受け、いまだに多くの人々が避難所等で暮らしをされているという状況でございます。この中には、住宅ローンの支払い中であるにもかかわらず、住宅が全壊等の被害を受けた方も多いのではないかというふうに思われます。そうした方々が新たな住宅ローンを組むことで二重ローンを背負ってしまうというようなことになりかねないわけでありまして、生活の再建に向けた支障にもなることが危惧されるところでございます。
また、旧債務につきまして、これを法的整理により解消しようとすれば、信用情報機関に事故情報として登録されてしまうというようなおそれがございます。新しく家を建てる際のローンを組むことができなくなってしまう、そういったおそれがあるわけでございまして、こうしたことも十分念頭に置いて対策をとっていく必要があると思います。
全国銀行協会、全銀協では、東日本大震災のときの経験を踏まえ、災害によって債務の支払いができなくなった被災者の債務整理を支援する枠組みにつきまして、ガイドラインを取りまとめ、ちょうどこの四月から適用を開始したというふうにお伺いをしております。
これは民間としての取り組みでございますが、金融庁としても、本ガイドラインが積極的に活用されるように、これは強力に後押しをしていただくことが大切だと思いますが、これにつきましてどのようなお考えか、政務官のお考えをお伺いしたいと思います。