木村弥生の発言 (消費者問題に関する特別委員会)

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○木村(弥)委員 自由民主党の木村弥生でございます。本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
 私は、昨日もニュースになっていました振り込め詐欺に関して、消費者庁の取り組みについてお尋ねしたいと思います。
 今から話す話は実話でございます。
 昨年の十月の十六日、私が地下鉄に乗っておりましたときに、携帯に七十四歳になる母から着信がありまして、ショウちゃんとは私の息子で、母にとっては孫なんですけれども、今二十五歳で会社員をしておりますが、ショウちゃんから電話があって、仕事先でかばんをなくした、どうしよう。それは振り込め詐欺だから相手にしなくていいと地下鉄からおりて言ったら、でも、それは本人の声だったと。違うから、そんなのは私にかけてくるはずだから違うからと説得しまして、その後すぐ息子や妹に連絡をとりまして、事なきを得ました。
 というような話をしますと、多分、皆様の中では二つの仮説をイメージされていると思うんですね。一つは、木村弥生のお母さんはきっと箱入り奥さんで、余り世の中のことを知らないんだろう、世間知らずなんじゃないか。二つ目は、孫ももう二十五歳だし、なかなかコミュニケーションをしないから声がわからなかったんだろう。
 多分この二つをイメージされたかと思うんですけれども、まず一番、私の母は四十年間政治家の女房をやっておりましたので、非常に世の中のことをよくわかっておりますし、ニュースもたくさん見ております。二つ目に関しましても、息子は非常にじじばばっ子で、今でも、今、私も都内に住んで、実家の江東区から大体五十分ぐらいのところに住んでいるんですけれども、しょっちゅう祖父母の家に遊びに行ったり泊まりに行ったりしておりますので、声を間違えるはずがないんですね。
 私は、認識を改めましたのは、今まで、こういった振り込め詐欺に遭う高齢者の方は今の一、二を満たしている方たちだとばかり思っておりましたが、自分の母を通して、そういうわけではなかったのだと改めて知った次第でございます。
 今、皆様のお手元にございますように、もう御存じのとおりです、どんどん超高齢社会となっていく中で、高齢者の方がふえていく。きのうのニュースも、お孫さんからの電話だと本当に勘違いして、千四百五十万円ぐらいだまし取られた、それも、最初にばあちゃんと言われて、もうすっかり孫だと信じ込んでしまった、そういうニュースでございました。
 そこで、大臣が所信のときに、「消費者の安全で安心な暮らしを守るため、消費者庁は常に牙をむき、必要なときはそれを積極的に使わねばなりません。」と力強い所信を表明されていらしたわけでございます。
 一つの取り組みとして、例えば、振り込め詐欺、そういった不審な電話による悪質商法に対しての有効な対策として、幾つかの行政で既に、留守番電話の設置に助成金を出すとか、そういった取り組みをされているそうなんですね。通話録音装置というのを例えば行政が無償貸与するとか、そういう取り組みを行っている。私が聞いたところによりますと、留守番電話だと、やはり自分の声が残るのがちょっとよくないと思うのか、すぐ電話を切るパターンというのが多いんだそうですね。
 というわけで、実母を通して振り込め詐欺を実感した木村といたしましては、今後、こういった被害対策をどのように積極的に取り入れられるのでしょうか、お尋ねいたします。

発言情報

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発言者: 木村弥生

speaker_id: 19087

日付: 2016-03-23

院: 衆議院

会議名: 消費者問題に関する特別委員会