逢沢一郎の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)

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○逢沢議員 山下委員にお答えをいたしたいというふうに思います。
 同様な趣旨の御質問を本会議における質疑のときにも頂戴いたしたわけでございますが、改めてその点を本委員会におきましても確認をさせていただく、非常に重要なことであろうかというふうに思います。
 民進党案、平成二十二年の大規模国勢調査にいわばさかのぼる形でアダムズ方式を導入すれば、どのような問題を生ずると自民党として、また自公として考えるかということでありますが、既に平成二十七年、つまり昨年の簡易国勢調査の結果が出ているのにもかかわらず、あえて古い国勢調査の結果である数値を用いる合理性がどこにあるのかということを、端的に、率直に、まず指摘をしなくてはなりません。
 次いで、平成二十二年の大規模国勢調査の結果が出てから、既に二度の総選挙を経ているわけですね。そういう経緯があるにもかかわらず、その国勢調査の結果を用いて今回新たに定数を配分し直すとするならば、それにより従前と異なる定数を配分された都道府県の有権者を中心に、これら過去二回の総選挙の正当性や選挙された議員の地位に対して疑念を抱かせることになるのではないか、非常に重要な点でございます。
 加えて、平成二十二年の大規模国勢調査にさかのぼってアダムズ方式を即時導入したといたしましても、四年後には、つまり二〇二〇年には次の大規模国勢調査が控えております。結局、結果的に、立て続けに定数配分の見直しを行うことになってしまい、まさに制度の安定性を欠くということを生じてしまいます。
 以上、問題点を三点指摘させていただきました。

発言情報

speech_id: 119004577X00720160425_007

発言者: 逢沢一郎

speaker_id: 4762

日付: 2016-04-25

院: 衆議院

会議名: 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会