佐藤茂樹の発言 (内閣委員会)

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○佐藤(茂)委員 ぜひ、官房長官、今、吉川国連大使だと思うんですが、出先を含め、外務省も、日本政府も挙げて取り組んでいただきたいと思うんです。
 ちょうど二〇〇九年に北朝鮮が同じように核実験、前の麻生政権のときですけれども、また弾道ミサイルを飛ばしましたときに、私も与党でこの分野の公明党の責任者をしておりましたので、当時の山崎拓さんと今の中谷防衛大臣と私の三人、とにかく日本は、政府・与党は怒っているんだということを国連に行って言ってこい、そういう指示をいただきまして、国連の、今もロシアのチュルキンさんという大使はかわりませんが、ロシアであるとか中国あるいは韓国、もちろんアメリカもですけれども、強い決議をということで働きかけた思い出があります。
 本当に今それが思い出されまして、それ以来の大きな厳しい決議になるのではないかということを期待しておりますので、ぜひ進めていただきたいなと思います。
 もう一つ、二月七日に行いました北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けまして、私は、北朝鮮のミサイル発射に的確に対応するためには、やはりまずは日本とアメリカと韓国の防衛体制を結果的に連携といいますか、こういうものを強化していくということが何よりも大事だと思うんですが、それとともに、今回も言われておりますように、ミサイル発射を重ねるごとに北朝鮮は技術力というのをどんどん向上させている実態がございます。そういうことからすると、我が国の自衛隊の迎撃能力というものもさらに高めていく努力をしていく必要があるのではないか、そのように考えます。
 一つは、今、日米両政府が共同開発中のSM3ブロック2Aが配備されると、例えばイージス艦も、今は日本全体を守るのに三隻必要なんですけれども、二隻で大丈夫になるというようなこともあります。
 もう一つは、さらなる迎撃態勢を考えていってもいいのではないかと思うんですね。
 というのは、十年以上前にアメリカへ行きましてミサイル防衛庁へ行きましたときに、一つはSM3ブロック2Aの話と、もう一つは、今、韓国に米軍が導入しようとしていると言われているTHAADの話を伺いました。今、日本は二段構えです。イージス艦からSM3で撃ち落とす、次に、着弾に近くなって、それでだめなものをPAC3で撃ち落とす。このちょうど間に入る高さぐらいで落とす、これがTHAADだと私は認識しておるんです。
 二段構えから三段構えで北朝鮮等が飛ばしてくる弾道ミサイルをしっかりと迎撃できる、そういう構えというものも研究していく価値はあるのではないかと思っております。ただ、防衛関係費というのはやはりどこまでも青天井というわけにいきませんから、費用対効果の面であるとか、あるいは自衛隊全体の装備体系というものとの関係をしっかり考慮に入れないといけないと思うんです。
 そういうTHAADの件について検討していくということについて、ある報道では、官房長官も、今回の北朝鮮の事案を受けて、研究しつつ検討を加速すると語られたとされているんですけれども、NSCを担当されている菅官房長官の見解をぜひ伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 佐藤茂樹

speaker_id: 30698

日付: 2016-02-26

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会