小泉進次郎の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小泉(進)委員 ありがとうございます。
農政新時代の中で、今、自民党でも相当なエネルギーを入れて農林部会でも議論を進めています。
その中で、私たちが常に胸にとめているのは、あのTPP大綱でもあるように、農業者、生産者の努力では対応できない分野の環境を整えるということです。一生産者の努力ではいかんともしがたい。
そして、私が特に問題意識を持っているのは、昭和三十五年には、農業者の皆さんの中で一番大きかった年齢構成は三十代だったわけです。それが今では、年齢構成を見れば、最大のボリュームを占めるのが七十代になっているわけです。つまり、若い人が見向きをしない分野になった。それを変えて、若い人たちが農業をやりたい、女性も入りたい、そして、企業を含め新たなプレーヤーが農業にチャンスを感じて入ってきやすい環境を整えることが私は大切だと思っています。
そういった中で、政治がやるべきことは何かというと、一つは、農政新時代という新たな環境に果敢に挑んでいる農業者の皆さんに武器を用意することだと思います。
私は、その武器の一つが情報だと思います。生産者、農業団体、そしてメーカー、そういった中で、私は、今までは、圧倒的に農業者に与えられる情報は欠けていたと思います。その情報をしっかりと、経営感覚を持った農家の皆さんが手にすることができれば、より自由な農業経営が可能となり、透明な業界構造を確立することができて、より活力ある農林水産業を築くことができると思っています。
そこで、情報の提供、そういった意味も込めて、きょうは一つ乳価についても伺いたいと思います。
この乳価というのは、先週、自民党の畜産・酪農小委員会でも議論になりました。指定団体制度というのがあって、今、それが北海道から十のブロックに分かれている。今までであれば、その平均の乳価というのは発表していたけれども、ブロック別の乳価を公表することはなかった。しかし、酪農の課題は何かというと、一つに、後継ぎの皆さんがどうやって意欲を持って後を継いでくれるか、そして、新しい人も入ってこられるか。そういった方々の立場を考えれば、一体どの地域でどれぐらいの乳価なのか、そういったことを経営の中で想定することは当たり前のことだと思います。
そこで、大臣、今までなかなか公表することはなかったと思いますけれども、こういった武器としての情報をしっかりと提供していくというお考えはございませんか。