吉川元の発言 (文部科学委員会)

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○吉川(元)委員 なぜこういうお話を聞いたかといいますと、先ほど、それぞれ時間のかかるケースがあるというお話がございました。実際、非常に時間のかかる、もう代替教員が見つけられないという事態が実際に起こっております。
 特に今、学校教育の現場においては、いろいろな長時間労働が問題になっております。部活の問題が最近いろいろ話題になっておりますけれども、そういう中で、過労によって倒れる方もいらっしゃいます。その後、教育委員会で一生懸命探すんですけれども、見つからないことが結構あるんですね。これは小中高いずれもです。
 そうなりますと、これは現場の教員から見ますと、やはり一人欠けてしまうと物すごく大変になりますから、自分たちでも探すんです。自分たちで探す場合には、それは教育委員会のように名簿を持っているわけではありませんから、かつての同僚、一緒に働いた同僚、あの先生、たしか定年前、あるいは退職してすぐで、恐らく今は何もやっていないから、あの先生にちょっと声をかけてみようということで声をかけたところ、いや、ごめんなさい、免許が実は切れちゃっているんだという話が、実際にこれはケースとして存在をいたします。
 そうなりますと、結局、欠けたままの状態、非常勤講師のような方に入ってもらう場合もありますけれども、やはり代替教員ではありませんから、時間の持ち分だとか、あとはクラスの担当、クラスを持つ、持たないということも含めまして、残った先生方に物すごく過重な負担がかかって、それがまたさらに、過労によって教員が倒れる、こういう悪いドミノ倒しのようなことも実際に起こっております。
 そう考えた場合、いわゆる免許の更新制、私自身は免許の更新制自体、反対ではありますが、少なくとも、退職をされた方についての、先ほど数のお話も聞かせていただきましたが、このあり方について、何らかの検討が必要なのではないかというふうに私は思います。
 実際に、定年前でやめられた方というのは、ベテランの方がたくさんいらっしゃいます。そういう意味では、生徒指導も含めまして十分な経験を持っておられる方が、免許のこの制度によって戻ってこれない。それは生徒にとっても、子供たちにとっても不幸なことなのではないかというふうにも思います。
 このあたりの、免許の更新のあり方について、何がベストなのかというのは、私自身も、これがベストだというものがあるわけではありませんけれども、何らかの検討というのはやはり必要なのではないかと思いますが、大臣のお考えをお聞かせください。

発言情報

speech_id: 119005124X00620160427_025

発言者: 吉川元

speaker_id: 13429

日付: 2016-04-27

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会