國重徹の発言 (法務委員会)
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○國重委員 公明党の國重徹でございます。
私の方からも、まず初めに、昨夜、熊本県熊本地方を震源とする地震によってお亡くなりになられた方々、御遺族の皆様に衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、御冥福をお祈りいたします。また、被災に遭われた皆様に心からのお見舞いを申し上げます。
我が党も、地震発生後、直ちに対策本部を立ち上げましたけれども、政府の対策本部と緊密な連携をしながら万全の対応をしていきたい、そう決意をしております。政府としても、被災に遭われた方の救命救助を最優先に、全力で災害応急対策に取り組んでいただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
では、質問に入らせていただきます。
今回の技能実習制度、これは国際貢献という目的が高らかに掲げられておりますけれども、私は、送り出し国と日本との関係、こういったものにおいても非常に重要な制度だと思っております。
技能実習生というのは、若い人が非常に多い、送り出し国のこれからの将来を担っていく人たちです。その人たちが日本に対して持つ感情、プラスの感情を持つのか、マイナスの感情を持つのか、これが将来の両国関係の基盤になっていくというふうに思います。せっかく日本に来てくれたのに反日になって帰るような、こういった技能実習制度であっては絶対ならないというふうに思っております。
現在さまざま指摘されている問題点の徹底的な改善を図る、このことは有識者懇談会の報告書にも書かれておりますけれども、この徹底的な改善を図るということがまず何よりも大事だと思います。
この点、技能実習生の賃金、現在は最低賃金レベルに張りついていて、多くの実習生の賃金が高卒の初任給を大幅に下回っているという現状がございます。
しかも、私、軽く検索をして、ある協同組合のホームページを見ましたら、外国人技能実習生受け入れのメリットとしてどんなことが書かれているかといいますと、通常の人員確保に要するコストより格段にコストパフォーマンスにすぐれています、こんなことが堂々と書かれております。全く技能実習制度の目的がわかっていない。それが堂々と書かれて放置されているわけですね。
今回の法案では、九条九号に「技能実習生の待遇が主務省令で定める基準に適合していること。」と規定され、省令に委任されておりますけれども、具体的にどのような基準を設けていくのか、また、その基準を確保するためにどのようなチェックをしていくのか、答弁を求めます。