新藤義孝の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○新藤委員 ちょうど三年前の十二月二十六日、第二次安倍内閣政権ができました。私も、総務大臣としてその閣僚の中に入れていただきました。総理は私に、一緒に日本の歴史をつくろう、こういうお話をいただきました。
あのとき、長期デフレ、円高、そして東日本の大震災からの復興は遅々として進まず、さらには、領土、領海はかつてない脅威にさらされた。あれから三年です。今、どんな状態になりましたか。
安倍内閣のミッションは、日本を取り戻す。それは、強い経済を実現して、そこから子供やお年寄りや働く人たちのための優しい社会をつくろう、これが私たちのビジョンでありました。
三年間で、国と地方の税収を合わせますと、民主党政権時代から二十一兆円ふえている。企業収益は過去最高、賃上げ十七年ぶり、雇用は百万人ふえて、有効求人倍率も二十四年ぶりの高水準。そして、名目GDPは五百兆を超えて、これはリーマン・ショック前の水準にようやっと戻った、こういう状態です。
株価も、ここのところできのうは一万八千円を割りましたけれども、しかし、たしか、野田総理が解散すると、安倍総裁と一緒に、あのとき八千円ぐらいだったと思います。それが二万円に届くまでに回復してきた、こういう状態があります。
そして、経済成長と財政健全化の両立を我々はずっと図ってまいりました。税収は、平成二十七年度が五十六兆円台、これはバブル期の水準です。国債発行は、九年ぶり低水準、そして四年連続減額。さらには、二年連続で年度途中で国債を減額補正する、こういう事柄が動いてきているわけであります。
私たちは、アベノミクス第二ステージ、この目標をしっかりと全員が共有すべきだと思います。
経済再生と財政健全化の両立、それから経済好循環の実現、持続可能な社会保障制度を確立することによって国民の将来不安を払拭する、成長と分配の好循環をつくろう、この言葉はスローガンではありません。現実の政策としての目標です。
ぜひ、そういう意味で、我々は、ことし一年、どんな経済を動かしていこうとするのか、国民の皆さんに、できるだけ多くの方に共有していただきたいと思います。
今、直近の課題は、この経済好循環です。この二年間で企業の収益が最高だと申し上げました。内部留保は五十兆に及びます。現預金も二十・二兆円ふえています。しかし、設備投資は五兆円、そして給与や賞与は〇・三兆円。企業が収益を出していてもそれがまだ投資や、何よりも賃金に向かっていない、このことを全員で、やはり数字で認識すべきだと思うのであります。
日本経済を今後どうやって再生させていくのか、この経済好循環をどう実現させるのか、まずは総括的に安倍総理から、アベノミクス第二ステージの考え方を教えていただきたいと思います。