小松裕の発言 (予算委員会第四分科会)

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○小松分科員 自由民主党の小松裕でございます。
 本日は、このような質問の機会を与えていただきましたことに、まず感謝を申し上げます。
 スポーツは、国民の健康増進、子供たちの心と体の健全育成、地域の活性化、経済の活性化など、多様な価値を持っております。また、オリンピックが目指すのは平和な世界をつくることでもあり、スポーツを通じた国際交流、国際貢献の果たす役割も極めて大きいわけであります。
 私自身、かつてスポーツドクターとして、オリンピック・パラリンピック選手たち、いわゆるトップアスリートを支えながらスポーツの力を身近に感じ、そして、このスポーツの力を社会の力にしたいとの思いも政治を志すきっかけでありました。
 昨年の十月には、悲願であったスポーツ庁が設置され、まさに、スポーツの価値を高め、スポーツの力を社会の力にしていく、こういった体制が整いました。鈴木大地長官のもとスタートを切ったスポーツ庁をしっかりとお支えし、二〇二〇年オリパラに向けて、また、二〇二〇年後も引き続いてスポーツの力を社会の力にする、この目的を果たすことができるように私自身取り組んでいくことをまずお誓いしてから、質問に入らせていただきます。
 本日は、アンチドーピング活動の推進という点に絞って質問をさせていただきたいと思います。
 ドーピングという行為、これは薬物やその他の方法を使って不正に競技力向上を図ろうとする行為であります。これは、クリーンな選手たちの日ごろの努力を踏みにじり、スポーツを愛する人々を失望させるものであり、何よりスポーツの価値をおとしめるものであります。そこに、スポーツ界が毅然としてアンチドーピングに取り組む背景があるわけであります。
 しかし、昨年の十一月、世界ドーピング防止機構、WADAの独立調査委員会による報告で、ロンドン・オリパラ大会の陸上でのロシアの組織的なドーピング疑惑が大々的に報道されました。このような事実はロンドン大会の成功にも水を差すものであり、その成功に向けて努力した全ての人々の善意の行為を踏みにじることになってしまいました。
 我が国も、今後、二〇一九年のラグビーワールドカップ、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックという大規模な国際大会を控えており、これからその成功に向けて、国を挙げて全力で準備作業を進めていこうとしているところであります。
 また、我が国は、過去のオリパラ大会において一人もドーピング違反者を出していない。その上に、国際的なアンチドーピング活動に積極的に貢献してきている。それらのことも高く評価されて、二〇二〇年東京オリパラ大会の招致の成功につながったと考えております。
 そのため、今後、東京オリパラ大会などに向けて準備を行っていくに際しても、今回のロシアのようなドーピング違反が生じないように、引き続き、ドーピング防止活動において国内外の体制を整えていく必要があり、二〇二〇年オリパラにおける検査体制の整備も重要な課題と認識しています。
 そこで、現在、文部科学省では、冨岡副大臣のもとで、ドーピング防止活動の推進に向けて、法的整備を含めて対応を検討していくこととしていると報道がされておりました。このような動きは、二〇二〇年東京オリパラ大会を成功させる上で非常に重要な土台であると考えています。
 今後、二〇二〇年東京オリパラ大会のホスト国として、文部科学省は、ドーピング防止活動における万全な体制整備に向けて、法的整備を含めてどのように対応していこうとしているのか、その取り組みの方向性、そして意気込みをお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 小松裕

speaker_id: 4144

日付: 2016-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会