福山守の発言 (予算委員会第六分科会)
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○福山分科員 全国でもかなりの数が漁業調整の形で入っておるということがわかりました。
我がふるさとの徳島と和歌山、この水域の問題というのは佐藤長官が一番よく御存じだと思います。私は、もう古い話ですけれども、県議に当選してから、ちょうど谷津先生が農林水産大臣のときに、大挙して二十名ぐらいの県会議員が押しかけまして、そのときにいろいろお話をして、方法を探って、水産庁からいろいろ間に入っていただいて話をしたことがあるんですけれども、もちろん、それ以前からこの問題というのはずっと戦後続いてきておるわけなんですね。それが、いまだにそういう形でやってもけりがつかない。あげくの果ては、今裁判をしております。裁判を徳島県が出します、差し戻されます、そういうことをやっておるんですね。
今言われたような水域の調整、いわゆる陸地みたいな完全な形というのは、なかなかそれは海だけにやれないと言われればそうなんですけれども、例えば先週木曜日に、徳島県が我が海域と認める水域があったわけなんです。そこに徳島県が持っている保安艇が走っていったわけなんです。夜にまき網の操業をやっていて、そこに行った。それで、接触すれば当然そこに入れるんですけれども、ニアミス状態で、にらみ合いをしているところですから、それはどうにもできない状況なんです。それで、その人は某役職の方なんですけれども、たまたま私が、おとつい、今度これをやりたいんだけれどもねという話をしたら、先生、私はその船にちょうど乗っておったんです、それで、そのときに私はいらいらしまして、どうしても、言いたくても手が出せないと、本当に悔し涙で私に語っていました。
だから、そういうことが現実的にあって、そして、御存じのように、徳島県と和歌山県で比較すれば、いわゆるまき網船にしても十対一の割合ですから、比較にならないんですね。
私ども、そういう海域の地図をこういうふうに今決めている、双方の、今佐藤長官が言われたようなこういう海域、それぞれ、私どももわかっております。ただ、今言いましたように、向こうは、いや、こっちで流した網がこっちに流れたとか、そういうふうな形で、常に圧迫されている現状が我が徳島の方にはあるという事実は知ってほしいと思うんです。
それで、先ほど言いましたように、そういう調整という形で今まで何十年も来ておるんですけれども、しかし、本当に漁民の方々は、今、資源がだんだん枯渇している中で、目の前でそういうふうに操業されてやっている、それを目撃するわけですから、夜にとりに来たら光でわかりますから、あっ、また五百トンの船が来て持っていかれよる、そういうのはわかるわけですから、だから、本当に切実なものがあるんです。
今後、紀伊水道でのこの問題に水産庁としてどのようにお考えなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。