岩田和親の発言 (予算委員会第六分科会)
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○岩田分科員 ありがとうございます。
ビジョンというのは、もうしっかりしたものがあるというふうに私も認識をしておるわけでございますけれども、お話を申し上げましたように、米の価格自体が低迷している、そしてまた先々は直接支払いの助成金がなくなっていく、そういうふうな中で、やはり不安感があるということは事実であります。こういうふうなビジョンをしっかりと、また具体的に示していくということが重要なわけだと思います。
今お話しいただいた中で、やはりこれからより力を入れていくべき部分は、コストの低減の部分というのがあるのではないかなというふうに思っております。
どうしても売り上げの方ばかりを意識される農家の方が多いだろうと私も感じておるところでございますが、やはり、すぐできること、今からできること、そういうふうな形のコスト低減というものが具体的に示されていくと、ああ、これだったらできるな、これだったらしっかりと手元に所得が残っていくなというふうな形に、生産意欲というものにつながっていくのではないかなと考えております。ぜひ頑張っていただきたいというように思います。
それでは次に、畜産について触れていきたいと思います。
私も、地元は佐賀県ということで、佐賀牛を育てている生産者とも意見交換をしてまいりました。輸出拡大に興味を示された一方で、現在の子牛の価格高騰や飼料などのコスト高によって、将来が見通せないという不安の声が聞かれたところであります。
輸出を推進されるのは大変結構でありますけれども、例えば黒毛和牛の子牛価格の高騰に象徴されるように、繁殖用雌牛の確保、また繁殖、肥育という和牛の生産構造自体が弱体化している厳しい状況があるわけでありまして、これを立て直さなければ攻めの農業も成り立ち得ないというように思います。
生産構造をどうしていくのかというところまで含めた畜産の将来ビジョンをお示しいただきたいと思います。