石田昌宏の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○石田昌宏君 自由民主党の石田昌宏です。
二月の十五、十六日の日にこの委員会の委員派遣で沖縄県に伺いまして、振興開発問題等について調査をいたしました。
一日目の夕方に沖縄の本島の方から石垣島の方に移動しまして、石垣市と竹富町、そして与那国町の一市二町から成る八重山市町会の首長の皆様方、そして議長の皆様方らとお話をしまして、要望を聴取しています。前回、私の方からこの委員会で委員派遣の報告をさせていただきましたけれども、その詳細については触れていません。また、皆様方からの要望を受け取っておりますので、今日ここでそれにつきまして、私がというか、委員派遣のメンバーも含めて、詳細について御質問させていただきたいというふうに思います。
いただいた要望なんですけれども、九点ありました。石垣島の方からは、一つは、国立自然史博物館、今学術会議の方で沖縄に造るということが検討されているそうですけれども、是非石垣にということ。それから二点目が、尖閣の資料につきましてはまとまった保存をしていないということなので、国立の尖閣資料館を造ってほしいという内容。そして三点目が、電線類の地中化を進めたいんですが、そのための財政的な支援をお願いしたいという内容です。
それから、竹富町の方からは、あの地域は非常に島々が多くて、サンゴもたくさんありまして、水面が浅い、水の深さが浅いこともありまして、よく座礁が起きます。サンゴを守りながら、かつ船の座礁を防ぐために、生活保全航路をしっかりとつくっていかなければなりませんので、それに対する支援。それから、西表等、世界遺産に相当するものがありますので、世界自然遺産の登録への取組。それから、海底を使って送水管をしないとなかなか水の確保が島々は難しいんですけれども、それに対する財政の支援をお願いしたいと、三点いただきました。
それから、与那国町の方からは、地形柄、農業用水や生活用水の確保が非常に難しくて、地下ダムを建設したいということ。それから、久部良漁港の整備をして、特に水産庁の巡視船等をしっかりと停泊できるようにしてほしいということ。それから最後に、FRP廃船がかなり目立っていまして、あそこは産業廃棄物の処理場がないためになかなかこの廃船の処理ができないので支援してほしいという、以上、各市町から九点の要望をいただいています。
これにつきましては、時間のある限りまた政府の考え方等をお聞きしたいというふうに思っています。
まず、一点目なんですけれども、石垣の電線類の地中化についてお伺いしたいと思いますが、去年の八月なんですけれども、随分台風が石垣島を襲いました。特に台風十五号ですか、非常に強い台風で、観測史上最大ということらしいんですけれども、最大瞬間風速が七十一メートルというすごい風も吹きまして、その結果ですけれども、多くの農作物だとか建物に被害が及んでいます。特に電線類は、強い風ですから、電柱が倒れたりですとか建物が破壊されて、その破壊物によって電線が切れたりとか随分甚大な被害がありまして、避難所も含む二万世帯で停電があったというふうに聞いております。実は、過去にも台風のたびにこういったことが起きていまして、今電線類の地中化を進めているんですけれども、なかなか大規模な事業になりますので進んでいません。
さらに、最近は観光も随分盛んになってきまして、どうしても景観が非常に重要なんですけれども、電線類というのはせっかくのリゾートの中でその景観を良くない状況にしてしまうこともありますので、こういった点も含めまして、今政府としては電線の地中化に関連しましてどのように考えているか、また工夫がないか、お聞かせいただきたいと思います。