小野次郎の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○小野次郎君 拉致が確認されて帰りを待つという状態もつらいものではあると思いますけれども、拉致の可能性が排除されないまま所在その他事実関係が明らかにならない、御本人も当然ですけれども、それを待つ家族のつらさというのも想像を超えるものがあると思いますから、さっき冒頭おっしゃったとおり、拉致だと判断されたケースというのはここしばらくないわけですよね、その事実解明は是非全力を挙げて今後とも取り組んでいただきたいと思います。
大臣にもう一度質問がございますが、私は、対話と圧力ということ以外に拉致の解決に向けた方策はないだろうと、それは思っております。特に、核開発の問題や弾道ミサイルの問題、ああいう所業を繰り返す国に対して国際社会として制裁を強化せざるを得ないのも分かります。ですけど、その中でも拉致の解決を図らなきゃいけないとすれば、国際社会の取組に支障が起きないような範囲で、何か日本として拉致の問題の解決に資するアプローチというか仕掛けはできないんだろうかというのをずっと私は考えているんですけれども、それは平和的で人道的な何かものを提供できないかということだと思うんですね。
二〇二〇年には東京オリンピックもあります。北朝鮮の方が強いスポーツもあると思いますけれども、日本に優秀な指導者がいて、何か指導を北朝鮮のレベルアップのためにできないかとか、あるいは原発事故を経験した日本として自然エネルギーというのは普及が進んでいるわけで、恐らくですけれども、北朝鮮のあの経済状況を見れば、そういった石油に頼らない自然エネルギーについても非常に関心は高いと思います。
そういったものの普及拡大だとか、あるいは、私は画像で見るだけですけれども、痩せた土地を見ると、ああいうところを農業開発、農業指導する人というのは日本から行ったら実績を上げられるんじゃないかなと思ってきているんですが、そういう農業指導など、何か大きな枠組みの中での国際的な取組の支障になるというか、抜け駆けと受け取られないような平和的、人道的な施策を講じることで何らか北朝鮮側の拉致に向けての解決への糸口を引っ張り出すこと、見付け出すことができないかなと思うんですが、その可能性について御見解をお伺いしたいと思います。