古賀友一郎の発言 (外交防衛委員会)
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○古賀友一郎君 ありがとうございました。
大変数字的に深刻な状況だと私は認識いたしました。特に、近年急速に増えているというところが、まずこれは大変な状況を本当に如実に表しているんじゃないかなというふうに思います。
そして、恐らく、私は今御報告いただいた被害というのは一部だと思うんですね。そもそも被害を受けてもいろんな事情があって被害届出さないという企業等々も結構あると思いますし、そもそもその被害に遭っていることが分からない、気付かないということもこれは結構な数あるんじゃないかなと思いますので、そういった意味では、数字に表れる以上に大変今切迫した問題になっているんじゃないかなと、このように思うわけであります。
このサイバー攻撃については、本当にいろんな態様といいますか、その形態が、類型があるようでございまして、それぞれにいろんな大変な事態を招いているわけでありますが、最も心配される事態は何かというと、私はやっぱり原発だと思うんですね。そういう心配をお持ちの国民は決して私一人ではないというふうに思うわけでありますが、原発がサイバー攻撃で仮にダウンしてしまうとなりますとどういう事態になるかというのは、福島第一原発の事故を見ても、これは想像に難くないわけでありまして、まさに我が国の存立が脅かされるという意味では、ほかの被害とはちょっと次元が違うのではないかなというふうに思うわけであります。先ほど、外国の事例で、ウクライナで停電というのはこのサイバー攻撃によって発電所がダウンしたというようなことのようでありますから、なおさらこれは心配になってくるわけでございます。
この原発のサイバーセキュリティーにつきましては、実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則第九十一条二項第十八号という、これは国の規則があるわけですが、その中で、「発電用原子炉施設及び特定核燃料物質の防護のために必要な設備又は装置の操作に係る情報システムは、電気通信回線を通じて妨害行為又は破壊行為を受けることがないように、電気通信回線を通じた当該情報システムに対する外部からのアクセスを遮断すること。」と、これが発電用原子炉設置者に義務付けられているというわけであります。
そこで、まず伺いたいことは、この規則で義務付けられている外部からのアクセスの遮断、この遮断の意味なんですけれども、よくITの世界では論理的な遮断という言葉までありまして、本当に物理的に切れているのか、それとも論理的には遮断しているという、物理的にはつながっているんだけれども、論理的にいろんな措置によって越えられない壁があるからこれは遮断だと言えるんだとかというようないろんな解釈があるんですが、この規則で言う遮断というのは、まさに物理的に切り離しておいてスタンドアローンのシステムにしておくということを求めているものなのかどうなのか、この点を確認させていただきたいと思います。