宇山智哉の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(宇山智哉君) お答えいたします。
ブラジル経済は二〇一五年にマイナス三・八%成長を記録していまして、二〇一六年もブラジルの中央銀行によりますと三・四五%のマイナス成長というふうに予測をされてございます。このように経済が低迷する中で、先ほど先生からも御指摘ございましたけれども、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模な汚職事件が発覚をいたしまして、現地民間調査会社のデータによりますと、ルセーフ政権の支持率は一〇%ということで低迷をしていると承知しております。
こうした中で、三月十三日は、各州の軍警察の発表でございますが、約三百六十万人が参加したブラジル史上最大級の反政府デモが全国で行われております。また、三月十七日、ルセーフ大統領の弾劾裁判の是非を審査する特別委員会、これが連邦下院に設置をされました。これと並行しまして、二〇一四年の大統領選挙を無効とする訴えがありまして、選挙高等裁判所が審理を進めているという状況でございます。こうした状況の中、三月二十九日には、最大勢力の与党民主運動党、PMDBが連立離脱を表明したということも起こっております。
他方、リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック競技大会の準備でございますけれども、これは、国際オリンピック委員会、IOCの評価や指導を受けながら、リオデジャネイロ大会組織委員会の責任において進められてございます。競技大会の準備状況につきましては関連する公的機関より定期的に発表がなされておりますし、今月二日、リオ組織委員会からIOC理事会に対し施設の建設はおおむね予定に従い進捗しているというふうな報告もなされたというふうに承知をしております。
これまでのところ、現下のブラジルの政治経済情勢がオリンピック・パラリンピックの開催自体に影響を与えるというような情報には接しておりませんけれども、いずれにいたしましても、ブラジルの政治経済情勢、オリンピック・パラリンピック大会の準備状況等、引き続き注視してまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。