岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) 現在、海洋においては、緊張を高める一方的な現状変更など、国際秩序の安定を損なう行動が見られるこうした現状に対して議論を行いました。そして、海における法の支配の確保促進に向けたG7の連帯の強化の重要性をまず確認をいたしました。その中で、東シナ海そして南シナ海についても、一方的な現状変更の試みが見られるこういった点について議論を行った次第です。欧州を含むG7として、現在の情勢についての懸念を共有しました。そして、いかなる一方的な現状変更の試みに対しても強く反対する、こういったことでは一致をいたしました。
 そして、海洋の安全保障に関する共同声明という文書を取りまとめたわけですが、その中で、全ての国に対し一方的な行動の自制を求めていくこと及び国際法に基づく紛争の平和的解決の重要性、そして海賊対策等を含めた海上交通の安全確保に向けた取組の重要性、こういったものについて一致をした次第です。
 そして、委員の方から、欧州と日米等においては考え方、違いがあったのではないか、こういった御指摘がありました。随分と時間を掛けて突っ込んだ議論をしました。その中で、確かにそれぞれの立場とか考え方の違いを感じる部分もありましたが、しかしその議論の結果、この海上の安全保障における共同声明をまとめることができました。立場や考え方の違いがあったとしても、今回まとめた文書の中身というのは、立場や考え方の違いがあっても、各国のボトムライン、少なくともここまではG7各国は考え方を共有したということが確認できたことは大きかったのではないかと思います。
 是非、この文書を基に、引き続き海における法支配の重要性、海上の安全保障についてしっかりと国際的な議論に取り組んでいかなければならない、このように考えます。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2016-04-14

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会