大野元裕の発言 (外交防衛委員会)

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○大野元裕君 拡充するとの御明言、本当にありがとうございました。よろしくお願いいたします。
 そして、行政機関、消防、警察とともに自衛隊が果たす役割、地域に寄り添って、被災地に対して寄り添う役割、とても大事だと思っていますので、大臣におかれましては是非とも全力でお務めを賜りたいと思っております。
 その上で、フィリピンとの社会保障協定について外務大臣にお伺いをさせていただきます。
 外務大臣、両国間で二重支払が防止をされる、若しくは支払期間が通算が成し遂げられること、これ、全体の流れとしては、民主党政権時代も含めてこれまで我が国が進めてきたことでございますので、これは歓迎をしたいと思っています。
 その一方で、フィリピンとの社会保障協定については、フィリピン独自の与件に対する懸念も私は抱いています。そこで、そこについてちょっとお話をさせていただきたいと思うんです。
 一つ目の懸念というのは、この協定が悪用をされて、例えば、我が国の年金の継続的な制度維持に今疑問も付されているじゃないですか。そのような中で、我が国の社会保障制度に対して悪影響が及ぶことがないかという点なんです。
 日本人の中には老後をフィリピンで過ごしたいという者がいまして、フィリピン政府も、一定の預託金、お金を預けることによってSRRVという退職ビザを発行し老後をフィリピンで過ごす、こういうPRを一生懸命行っているんです。
 個人的な話ですが、実は私の友人も、実はこの人タガログ語も英語も話せませんし海外に住んだこともないんですけれども、その彼の友人が既にこの制度を利用してセブ島にいまして、その人から話を聞いて移住を決断して準備進めているんです。彼によれば、現地の人は優しいと、しかも物価も安い、気候も良い、日本の年金で十分ぜいたくな暮らしができる。正直、いいことばっかり話し、まあいいところだけでは私はないと思いますが、いいことばかり話を聞いているために、そこで彼は決断をして準備を進めているんです。
 そこで、それを前提としてつまり海外に移住する、特にフィリピンがそうやって進めているものですから、世界最強の退職プログラムなどと称して進めていますから、そこで是非少し検討したいんですが、資料のこのA4の横長の図を見ていただきたいんです。
 我々、一般には二十歳で年金に入って六十歳まで年金の支払を続け、その後年金を満額受け取るということをいたします。これ、例一がそうなんですね。これ、フィリピンに住もうが住むまいが日本の年金行政には関係がないというか、満額払って満額もらうわけですから同じです。例二を見ていただくと、年金の納付期間満たさない人は、これ、フィリピンに老後過ごそうが過ごすまいが、これ残念ながら支払われませんので、これも同じでございます。そこまではいいんだと思います。
 他方で、例三の場合には、今回、二十四年間しか納付を国内でしていなくても、かつて七年間仮にフィリピンで納付をしていたとすれば、この年金の納付していたものが復活したというか合算されて、両国のそれぞれの納付期間がそれぞれに定める二十五年、十年満たさなくとも、案分で相応に支給されるということに今度の協定以降なるということでまずよろしいかどうか、確認させてください。

発言情報

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発言者: 大野元裕

speaker_id: 21489

日付: 2016-04-21

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会