宇山智哉の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(宇山智哉君) お答え申し上げます。
ブラジル経済につきましてですが、中国経済の減速、それから一次産品の国際価格の低迷が影響いたしまして、二〇一五年の経済成長率がマイナス三・八%、インフレ率は一〇・七%、失業率は九・五%に達している状況でございます。
また、御指摘がありましたオリンピックが開催されるリオデジャネイロ州に関しましても、現地報道によれば、税収の落ち込み等により財政収支が悪化をしておりまして、州の職員の給与及び年金の遅配なども発生しているというふうに伝えられております。
一方で、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック競技大会の準備につきましては、国際オリンピック委員会、IOC及び国際パラリンピック委員会、IPCの評価、指導を受けながら、リオデジャネイロ大会組織委員会の責任において進められております。
オリンピックに関しましては、このIOC調整委員会による最終現地視察が今月十一日から十三日まで行われました。IOCの発表によりますと、同大会組織委員会は、まだやるべき仕事は残っているとしつつも、ブラジル側はオリンピック競技大会を提供する準備はできていると、こういう見解を示しております。現時点では、現下のブラジルの政治経済情勢がリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック競技大会の開催自体に影響を与えるという情報には接しておりません。
他方、リオデジャネイロ州の財政逼迫による警備体制への影響の有無、デモ等治安、社会不安、こうした情勢にも注目しつつ、日本からも多くの関係者が渡航するであろうということも念頭に置きまして、同大会の準備状況につきまして引き続き情報収集をしてまいりたいと、かように考えております。
以上でございます。