山岸尚之の発言 (環境委員会)

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○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。
 エネルギーミックスの内容について簡単に評価を申し上げたいと思います。三点ございます。
 まず第一点は、議員がおっしゃられたように、再生可能エネルギーの目標は低過ぎるというふうに考えております。三五%というのが恐らく目指すべき最低ラインかなというふうに思っておりますので、二二%から二四%というのは低過ぎると考えております。何となれば、風力業界であるとか太陽光業界自らが掲げている導入目標よりも低い目標を再エネ目標の中では掲げさせているという実態もありますので、これはもったいないと正直思っております。
 二点目は、原子力に対する過度な依存です。原子力、二〇から二二%という数字が想定されておりますが、御存じのとおり、この数字は、今ある原発を、寿命を延長するか、それか新増設するかしないと達成できない数字です。私どもは、必ずしも即時に全部の原発を廃止しなさいというふうには考えておりませんが、将来的には段階的に廃止すべきだと考えております。その観点からも、この新増設若しくは寿命延長を前提としている数字というのは非現実的だというふうに思いますし、改めるべきだというふうに考えております。
 三点目は石炭、先ほど私ちょっと意見の中でも申し上げたポイントです。石炭の割合が二六%という数字は、ほぼ震災前の状況と変わらないという数字です。これから脱炭素化を目指すべき国が二〇三〇年の時点において石炭の割合は減らしていきませんよという数字というのは、正直言って残念な数字です。しかも、先ほど申し上げたように、それすらも超過しそうな勢いというのが昨今の流れなので、非常に危惧を抱いております。
 ちょっと簡潔ではありますが、私の評価です。

発言情報

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発言者: 山岸尚之

speaker_id: 9457

日付: 2016-05-17

院: 参議院

会議名: 環境委員会