宮本周司の発言 (経済産業委員会)

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○宮本周司君 いろいろな形で認識もしていただいていると思いますが、やはりしっかりとした予算措置、予算配分も含めて、この創業支援をしっかりと持続的に各地域において実現していただけますことを強く大臣の方にも求めたいと思います。
 いろいろな形で中小企業が経営力とか生産性を高めていくということにおきまして、最近非常に明るい話題が私の地元から発生をいたしました。皆さん、CLTというのを御存じでございますか。新しい集成材でございまして、実は、浜田委員の方にも御理解をいただいているかと思いますが、私の地元、石川県能美市の商工会青年部の先輩の会社なんでありますが、中東という会社があります。もう間もなく北陸新幹線開業から一年がたとうとしておりますが、金沢駅ございますね。金沢駅、世界で美しい駅十四駅のうちに唯一日本から選ばれたところでございますが、その象徴として、鼓門という鼓の形をした大きい門があります。あれは構造用の集成材で造られたもので、この会社の仕事なんでありますが、この会社が今回、集成材とあとCLTを同時に製造することができる日本で初めての装置を導入いたしまして、先般から稼働を始めたところでございます。
 CLTそのものは一九九〇年代からヨーロッパで開発、実用化が図られてきた新しい木質構造材料でございますし、これまでの木材材料になかった多くの利点を持っております。そういう意味では、やはり生産性を高めていく、経営力を高めていくところで、その事例となる、強みとなるものであると思いますが、例えばコンクリートに代わるぐらいの強度であったり耐震性であったり耐火性であったり、また建設期間とかコストも短縮する、縮減することも可能になるということで、今、マンパワー不足のこういった建設や建築の業界にとっても非常に注目をされている技術でございます。断熱効果であったりカビ防止であったりアレルギー防止であったり、いろいろな高性能が今確認をされて、これからいわゆる実地段階で世の中の具体的な建造物、建築物に使われていくことが期待されているものでございます。
 木材を使った業種ということでは、主管はやっぱり国交省であったり林野庁であったり農水省になるとは思いますが、生産性向上若しくは強い経済を実現する、従業員数五十名ぐらいの中小企業がこういった日本で初めての取組に着手して今全国から注目されているということも踏まえまして、経産省でも、今後、こういった事例も注目して、いろいろな支援若しくは発信、また各地域でのいろんな新たな価値を創出するということにお取り組みいただきたいと思いますが、是非御所見をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 宮本周司

speaker_id: 9551

日付: 2016-03-10

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会