多田明弘の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(多田明弘君) お答え申し上げます。
先生今御指摘のとおり、海外におけるMOX燃料加工事業、これにつきましては、先ほどもございましたように、技術的な理由ということで拠出金の対象から除外をしているところでございますが、他方で、海外で回収、保管されるプルトニウムも、利用目的のないプルトニウムは持たないと、この原則の対象であることは、これは議論するところのないところだと思っております。
したがいまして、海外で回収、保管されるプルトニウムを念頭に置きました上で、政府の方針に反するような計画が策定された場合には、先ほど来大臣からも御答弁されておりますけれども、認可しないということでございますが、その根拠は、今先生御指摘の法案の第四十五条二項一号の規定、これは使用済燃料の再処理等が適切かつ確実に実施されると見込まれるものであることということに該当するかどうかということでございます。
法案の対象として、拠出金の対象としては海外におきますMOX燃料加工事業が対象となっていないわけでございますけれども、しかし、計画の認可に当たりましては、再処理等の事業全体を適切に実施できるかどうか、それに支障がないかどうかをきちんと勘案して判断することは当然のことだと思っております。
したがいまして、海外について何か不測の事態といいますか、消費がされていかないとかそういったようなことがある場合には、これは認可しないということになろうかと思います。
ちょっと参考までに申し上げますと、六ケ所再処理工場あるいはMOX燃料加工工場の竣工はそれぞれ二〇一八年度上期、二〇一九年度上期と予定されております。また、これもすぐにフル稼働するわけではございません。したがいまして、当面は、事業者のサイドから考えますと、海外で回収されたプルトニウムをMOX燃料に加工してプルサーマルを進めていくということになるということが想定されるところでございます。
したがいまして、海外分のプルトニウムの消費あるいはMOX燃料の加工というものが後回しになるとか、そういった状況等は私どもとしては想定をしていないところでございます。