石井啓一の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(石井啓一君) 今回の三菱自動車工業の不正行為に関しましては、これまで同社から国土交通省に対しまして、燃費試験及び排出ガス試験に使用する走行抵抗値に関しまして、長年にわたり国が定めた方法以外の方法で測定を行っていたこと、また、実測を行わず机上で計算をしていたこと、さらにはデータを改ざんしていたこと等について報告があったところであります。このような不正行為は、国の自動車審査の信頼性を根本から損なうだけでなく、我が国の自動車産業への信頼を傷つけ、ユーザーにも大きな不信感を与えるものであり、断じて許すことはできないと考えております。
 国土交通省といたしましては、まずデータの改ざん等があった軽自動車四車種につきまして、本来の正しい方法により燃費値と排出ガス値を早急に測定、算定する必要があると考えております。このため、五月の二日より独立行政法人自動車技術総合機構におきまして、走行抵抗値及び燃費、排出ガス値の確認試験を開始をいたしました。この確認試験の結果につきましては、六月中に取りまとめ、公表することを予定をしております。
 また、国土交通省といたしましては、今回の事案を踏まえまして、自動車の型式指定審査における不正行為を防止するための方策につきまして、四月の二十八日に省内にタスクフォースを設置したところであり、今後速やかに検討を進めてまいります。
 国土交通省としましては、これらの確認試験の結果や検討の結果、そして今後の三菱自動車工業からの報告等を踏まえ、必要な対応を行ってまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、まずは三菱自動車工業が会社を挙げて今回の不正行為の全容を明らかにするとともに、責任を明確にし、会社側が提出することとされている他のデータを含め、改ざん等の再発防止策を講じることが必要であると考えております。

発言情報

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発言者: 石井啓一

speaker_id: 22288

日付: 2016-05-09

院: 参議院

会議名: 決算委員会