松田公太の発言 (決算委員会)
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○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。
もうすぐ参議院選挙です。私も一期六年、任期満了となるわけですが、今回、この決算委員会が最後の委員会になるかもしれないという、そのぐらいの気概を持って私は本日この場に立たせていただいております。
さて、先々週だったかと思いますが、会派のミーティングがありまして、そしてその場で、来週、再来週と予算委員会と決算委員会のテレビ入りの質疑があります、松田さんはどちらに出たいですかという質問をされました。私はどちらでも結構ですよというお話をさせていただいたんですが、そうすると、大体、予算委員会が取られて、回ってくるのが決算委員会の方なんですね。それだけやはり国会議員にとっては予算委員会が、予算が花形なんです。国会議員がそういう考え方を持っているものですから、マスコミもやはり予算の方を圧倒的に大きく取り上げてしまう。そうすると、やはり国民も、予算の方が決算より重要なんだ、そういう気持ちになってしまうのかなというふうに思います。
ただ、果たして本当にそうなのか。私は元々経営者でしたから、決算の方がより重要なんじゃないかという気持ちも持っているわけですね。当たり前ですけれども、決算を締めなければ、どのくらいお金が入ってきたのか、出ていくのか、若しくはどのくらいロスがあったのか、若しくはゲインがあったのか、出費はどのくらいにするべきだ、それが分からないわけです。幾ら手元にお金が残るか分からない。怖くて予算なんか組めるわけがないんですね。
しかし、国は違うんですね、やっぱり。どんどんどんどんと予算を進めてしまうわけです。それはなぜかというと、お金が足りなくなったら国債を発行して借金をしてしまえばいい、若しくは、国民の税金、これを使ってしまおう、こういう思いがやはり根底にあるんじゃないかなというふうに考えております。
今日も話し合っているのは平成二十六年度の決算なんですね。それに対して、二十八年度の予算というのはもう半年前にでき上がっているわけですよ。閣議決定されましたよね、そのときに。ですから、私は、やはりそのような考え方というのが日本をずるずると駄目にしてしまっている最大の原因じゃないかなとすら考えているわけです。そして、やはりそのような意識を考えてしまっている仕組みの一つが、決算を後回しにしてもいい、予算を先行させてもいいという考え方じゃないかなというふうに思うわけです。
今の世の中、やはりITがこれだけ進んでおりまして、企業でいうと月次決算どころか日次決算、これが当たり前ということにもなってきているわけですね。それに対して、国はやはりいまだに年次決算、そして、繰り返しですが、二年後にそれの決議をしてしまう。企業であれば上場廃止を言い渡されても全くおかしくないような、本当に怠慢だなというふうに私は感じてしまいます。
そこで、総理大臣に御提案があるんですけれども、まずはこの月次決算を実現し、四半期ごとにそれを公表する仕組みというものを導入する、そして四半期決算ごとにこの決算委員会をしっかりと開催して承認を得る。総理にこれ出ていただく必要ありません、国のチーフファイナンシャルオフィサーである財務大臣に出ていただければいいと思います。そして、新年度の予算は、そこまで出ている第三・四半期のものをベースに予測される年次決算の数字を作って、それを公表して、それを完全にリンクさせて予算を作っていく。
こういう仕組みというのは一年や二年でできるものではないというのはよく分かります。しかし、こういったことを、五年若しくは十年の長期目標でもいいですから、しっかりと作ってやっていかないと、いつまでも我々国会議員の、官僚の財政に対する意識というものは変わらないんじゃないかなというふうに感じてしまいます。日本はこのままではゆでガエル状態になってしまうというふうに思うんですね。是非総理に御検討いただきたいんですが、いかがでしょうか。