松田公太の発言 (決算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○松田公太君 私は、舛添さんの政治資金の問題も、国会議員のほかのお金にまつわる問題、また地方議員のお金にまつわる問題も、根底にあるのは同じ問題だというふうに思っているんです。
自分の個人的に稼いだお金、ポケットマネーはなかなか使いたくない、しかし、国民からいただいている政党助成金や政治資金は、これはどんどん使わないとむしろもったいないという気持ち、いつの間にかそのお金がだんだんだんだん自分の食事に変わったり御家族との宿泊費に変わってしまったりとか、公私混同してしまってもう訳が分からなくなってしまっていると思うんですよ。
予算に関して言うと、私は、国民の税金や国債発行によって入ってくるお金、これをどんどん使ってしまう、それはやっぱり自分のものではないので、これ痛みを感じないんですよね。そこが私はベースは同じだというふうに考えているゆえんなんです。
政治家や官僚のこういった国民のお金に対する意識、これを変えるにはどうしたらいいのかなと私もこの六年間ずっといろいろ考えてきました。例えば、一時期官民ファンド、これがもてはやされた時期には、その危険性を委員会でもさんざん訴えてきました。例えば、何でもかんでも官民ファンドと銘打って投資をするべきじゃないと、そもそもシードベンチャーに投資するような目利きは残念ながら官僚は持ち合わせていないんですね。
でも、どうしてもやりたいということであれば、これは極論かもしれませんけれども、官僚もその政策を考えた政治家も、自分のポケットマネーで一部出資をしたらどうでしょうかと。そしてまた、ノーリターンルールでその官僚はその会社に転職をする、そうすれば、必死にインキュベートして国民の金を無駄にしない、何とか国民のお金をリターンをもたらそう、キャピタルゲインを得ようと、そういう気持ちになるんじゃないかなというふうに考えたわけです。私は、やはりそのような当事者意識、経営者としての目線、そういったものが本当に重要なんだというふうに思います。
これもちょっと余談ですけれども、私が育ったボストンという町にあるコンサルティングファームがありまして、ここはベイン・アンド・カンパニーというんですが、ここがハーバード・ビジネス・レビューに寄稿していたんですね、この前。先日それをたまたま目にしたんですけれども、ここにこう書いてありました。
長年にわたって世界的な企業を調査したところ、大企業になって成長を続ける会社の経営者には共通する振る舞いや行動パターンがあることを発見した、それはファウンダーズメンタリティー、つまり創業者精神をしっかりと持っていることだ、そして、そのファウンダーズメンタリティーとは、全ての事業を自分のこととして捉え、現場が好きで、自分のお金のように会社のお金を扱う。
自分のお金のように会社のお金を扱う、そこが私、重要だと思います。我々にとっては、自分のお金のように国民のお金を扱うということだと思うんですね。
是非、我々国会議員もその初心に返って、ファウンダーズメンタリティーを持って国民のために働かなくちゃいけない、そう誓わなくちゃいけないと、このように思うわけですが、総理大臣、いかがでしょうか、一言いただけませんでしょうか。