小酒部さやかの発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(小酒部さやか君) ありがとうございます。
 本当に政府の方々には急速な対応を取ってもらって感謝しております。マタハラという言葉が広まって僅か一年半足らず、二年半でマタハラ防止が施行に向かうと思うんですけれども、これだけ急速に法改正していただいた例は類を見ないのではないかというふうに思っています。
 私が二〇一四年にマタハラの被害者支援団体を立ち上げたとき、バッシングがすごかったです。わがまま団体めとか、あとは、そもそも子供を保育園に預けることがかわいそうだと思わないのかとか、権利ばかり主張しやがってとか、日本はやはり女性が声を上げることをよしとしない文化が根付いていました。ところが、マタハラという言葉も広まりましたし、今保育園問題も広まり出して、徐々に働く女性たちが声を上げているというムーブメントが起こり出しています。私は、国務省で受賞したときにアメリカの方から言われました、日本は市民がいないね、労働者しかいないね、そして労働者同士で食い潰し合っているねと。今、日本に市民活動というムーブメントが起こり出しているなというふうに私は感じています。そして、その市民活動が女性から起こっている、ここが一つのポイントかなと。いい流れが来ていると思いますので、是非この流れを絶やさず、女性同士が手を取り合って働き方改革進めていけたらと。
 そして、子育てしながら働ける社会、女性が働きやすい社会は男性にとっても働きやすいはずです。今まで女性たちが分断していました。大きく分けて三つのグループに分かれているんですね。一つが専業主婦のグループ、それから結婚、妊娠をせずにばりばり働くキャリアウーマン、バリキャリ、それから私たちのように子育てと仕事の両立を求めるワーキングマザー、ワーママ、ここの大きな三つが分断されていたことによって、男性側への理解も進まず、社会への理解も進まず、後れを取ってきました。
 いよいよここの三つのグループが一枚岩になって、女性同士で手を取り合って進めていけたらと。そして、このモメンタム、ムーブメントを絶やさずに、そしてこの声を是非酌み取っていただきたい。やはり、労働問題は当事者が声を上げることでしか解決していきません。当事者の声を是非、政治家の皆さん、議員の皆さんには拾っていただきたいなと思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 小酒部さやか

speaker_id: 21685

日付: 2016-03-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会