唐澤剛の発言 (厚生労働委員会)

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○政府参考人(唐澤剛君) 先生御指摘のように、このように短期間に大型になるという医薬品はめったにあるわけではありませんけれども、実は、最近の新薬は抗体医薬ということで、人間の抗体を基にして、バイオ製品ということでかなり高額なものが増えてきております。
 先生の御指摘のように、ここまで高額なものになってくれば、二年に一回の薬価改定、それから私どもは、当初の企業の売上予想を大きく超えたものについては再算定というものを実施をしておりますし、さらに今年度からは特例再算定というものを実施をしております。ただ、これは二年に一度の改定の言わば実績を踏まえた事後の引下げということになるわけでございますけれども、効能が大きく拡大をしたときに、その際に引下げということを検討すべきではないか、薬価改定のときではなくてと、こういう意見がいろいろな方面から御指摘をいただいていることも事実でございます。
 私どもも問題意識は持っておりまして、イノベーションというものを阻害しないで、そしてドラッグラグというようなものを生じさせないで、片や、先生から御指摘いただきましたように、医療保険制度の財政と持続可能性というものとをどうやって両立するかということが大きな課題であると考えております。ただ、この随時薬価を見直す仕組みということになりますと、そのときに、例えばその製品がどのくらいの市場規模になるのかというものをどういうルールで見込むのか、恣意的にならないようにしなければいけませんので、見込むのかと、あるいは、イノベーションや患者さんの利益に反しないような方法というものを工夫するのはどういう方法があり得るのかというようなことでございますとか、こういうようないろいろな論点があると考えておりまして、なかなか難しい課題ではございますが、中医協におきまして高額な医薬品の在り方の問題として今後ともしっかり検討してまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 唐澤剛

speaker_id: 2118

日付: 2016-05-10

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会