辰田雄一の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(辰田雄一君) 御質問ありがとうございます。
今本当に虐待の件数が増加してきているというところの中で、本当に児童相談所は今、在宅指導のケース、施設入所、里親委託しているケースを持ちながら、また新規の虐待通告があればもう待ったなし、今までやっていた業務を止めてもうそこの対応に当たらなければならないという状況になります。そして、当然虐待の対応ですので、一人の福祉司が対応しているわけではなくて、複数のやっぱり職員でもって調査をし、親との面接、子供との聞き取り調査を行っていきますので、その件数に、ただ一件でもほかの相談とはちょっと趣旨が違ってきているんですね。そういった上で、体制の強化は、人の強化はしていかなければならないと思っております。
そして、福祉司としては、当然国の方でも児童福祉司の資格基準は定められております。国家資格化の話も出ていますが、資格を取ればいいというものではありません。運転免許と同じだと思うんですね、そういった。当然、その資質をどのように上げていくかということが必要です。
東京都におきましては、新人の福祉司については、まず配置後約一か月ぐらい集中的に研修をしたり、またロールプレーの研修もしたりしています。その後、間、間にまた研修を入れる、中堅の研修、また上級の研修だとかというところで更に資質を上げていく。また、法改正もありますので、そのためにどのような対応をしていくかということで、本当に育成というのが不可欠だというふうに思っております。そういった支援体制を整えなければならないと思いますし、国の方も今度はそういった研修も企画していただけると思いますので、そこにもしっかり参加させていきたいと思っております。
一つの児童相談所にどの程度かというところについては、なかなかちょっと難しい問題であります。児童相談所は本当にあらゆる相談を受けて対応しておりますので、今後、二年後にまた児童相談所の業務の在り方についても検討していくということになっておりますので、障害の相談だとか、また本来区市町村でも対応できるような養育相談だとか、そういったところのやっぱり見直しだとか、そういったことも今後の検討になってくるのかなとは思っております。