辰田雄一の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(辰田雄一君) 特別区で児童相談所を設置したということであれば、当然、例えば区が児童相談所業務と今まで培ってきた区市町村の相談の支援の部分も一緒にやらなければいけなくなると思いますね。そのために、子供の最善の利益、子供の安全、安心を守る観点でどういったやっぱり体制を整えなければならないかということを考えていかなければならないと思います。当然、そうなりますと、児童相談所長、児童福祉司、児童心理司、また保護所職員の人材の確保、育成をどのように考えていくか。また、一時保護や施設入所に当たっての広域の調整の仕組みの構築が必要となっております。
 具体的に広域的な調整がどういうことかといいますと、例えば一区一児相という形になった場合、虐待をした、児童相談所が職権保護をしたというときになった場合、親御さんは当然、ふざけるなと取り返しに来たりしています。そこでまた騒ぎも起こしたりします。そうなると、児童相談所で、一区、イメージだと保護所一つという話になると、やっぱりその声を聞くだけでも子供はおびえる、安心できる保護先ではなくなってしまうんですね。
 それとか、また非行相談もあります。非行も例えばグループで悪さをしてしまって警察からの児童通告で保護された場合、複数の子供が同じ保護先にいるということは、なかなか職員の指導にも従わない、例えばそこで職員に対して暴言を吐くこともあろうかと思います。そうなると、ほかの子供たちの安心も守れなくなってきてしまいます。そういった場合、区市町村をまたぐ広域的な調整をどのようにやっていくか、またそこは都も含めた検討材料になってくるかと思います。

発言情報

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発言者: 辰田雄一

speaker_id: 1247

日付: 2016-05-26

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会