渡邉美樹の発言 (行政監視委員会)
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○渡邉美樹君 では、次の質問をさせていただきます。これも決して責めているというわけではなくて、企業経営をやってきましてこれはおかしいだろうということについて、素朴な質問だと思って受け取っていただきたいと、そのように思います。
次の質問なんですが、開業率と廃業率のKPI、黒字企業数のKPI、海外展開一万社のKPIなんですが、本当にこれらを達成することがGDP六百兆円につながっていくと、私もそう思っております。
ただ、その達成の責任者というのはどなたなんでしょうか。また、その責任者は、KPIの達成状況に応じた人事考課とか、つまり企業であるならば当たり前の、達成できれば昇格や昇給、未達であるならば降格や減給といった人事があるのでしょうか。つまり、責任を誰も取らないのであれば、結果として何の結果が出なくても仕方ないじゃないかということになっているんではなかろうかというふうに思うわけであります。
ドラッカー氏は、組織がイノベーションに成功するための三つの条件として、第一に変化を脅威でなく機会と見ること、第二に、これが大事なんですが、コミットしてくれる力のある責任者を探すこと、そして第三に戦略を持つことと述べております。
現在、我が国の行政では、それぞれのKPIに対して、これは全てのKPIでございますが、誰がコミットしているのか責任者が全く分からず、責任の所在が曖昧になっております。結果としてこのKPIが達成できていない理由なんではないかと思うわけですが、いかがでしょうか。