渡邉美樹の発言 (行政監視委員会)

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○渡邉美樹君 是非よろしくお願いしたいと思います。
 続いて、KPIについて御質問させていただきます。
 昨年六月に閣議決定されました日本再興戦略改訂二〇一五には、長時間労働の是正について次のように述べられています。長時間労働の是正と働き方改革は、労働の質を高め、稼ぐ力の向上につながる。これまで労働市場に参加できなかった女性の更なる社会進出の後押しにもつながり、経済成長に大きな効果をもたらす等々述べられております。私も全くこのとおりだと思います。長時間労働の是正は、過労死等を防ぐためだけではなく、生産性向上による企業収益の向上、女性の活躍、地方活性、ひいては日本経済の成長に大きく寄与するものだと考えております。だからこそ、この問題に企業は真剣に取り組まなければなりません。それには企業の自助努力ももちろん必要ですが、政府、行政が企業を支援する体制も必要だと考えております。
 日本再興戦略の中短期工程表には幾つものテーマにおいて長時間労働の是正という文言が並んでおります。しかし、長時間労働そのものはKPIとして設定されておりません。
 そこで、提案です。
 過労死等の防止のための対策に関する大綱には、一、平成三十二年までに週労働時間六十時間以上の雇用者の割合を五%以下にする、一、年次有給休暇取得率を七〇%以上にする、一、平成二十九年までにメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合を八〇%以上にすると、目指すべき目標値が明確に定められております。しかし、これらはまだ十分に周知されているとは思えません。
 そこで、数値目標を日本再興戦略のKPIと位置付けて、広く周知を図り、官民一体となって取り組んでいくことが大切だと思いますが、いかがですか、お考えを聞かせてください。

発言情報

speech_id: 119014281X00220160525_015

発言者: 渡邉美樹

speaker_id: 16934

日付: 2016-05-25

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会