日野愛郎の発言 (国の統治機構に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(日野愛郎君) 御質問ありがとうございます。
これは私が述べるまでもなく、参議院の諸先生方が、これまで決算委員会の活動、決算は参議院においてその早期提出並びに審議の充実ということを図ってきたということですので、私が述べることはほぼないと思いますけれども、すなわち、実際、現時点においてかなりのことがなされた結果、今があるんであろうというふうに思いますので、まずはそのことをしっかりと確認しておきたいというふうに思いますが。
ちょっと私も、その詳しいところといいますか、その前提として、憲法九十条でやはりまず決算というものが、これは会計検査院が検査して、内閣は次の年度に出さなければいけない、検査報告とともに国会に提出しなければいけないということは定められていますし、財政法の四十条で、それが同じように、会計検査院の検査を経た歳入歳出決算を翌年度の常会において提出することを常例とするというふうにしておりますので、それに従ったことをしっかりとするということ。さらに、その常会というのが、一月からであったものが、前倒しして十一月から二〇〇三年からそれができる。二〇〇四年はちょっといろいろな事情があったようですけれども、そういう経緯がありますので、かなりそういう意味ではもう大きく変わったんであろうと。恐らく、そこの点においては衆議院よりも先に、衆議院も決算行政監視委員会ありますけれども、参議院が先んじて改革してきたことだろうというふうに認識しております。
決算の重要性というのは、やはりその次といいますか、関連して、予算委員会といいますか、予算を組むときにどの程度それが生かされるかというところが本来の眼目であろうと思いますので、そこのところに関して、早く提出をするけれども結局ある程度時間が掛かって、次の年度の決算よりも先に最終的に終わらせなければいけない、それは実際できているということで、そのサイクル自体、スケジュールは早まったと思うんですけれども、予算を最終的に通していく、衆議院の側で通していく、参議院もそうですけれども、衆議院が中心となって、内閣が中心となって通していくというときに、どの程度それがフィードバックされているのかというところが必ずしも、予算がこれだけ膨れ上がる状況というのがこれは続いているわけでございますので、決算委員会のこの活動が最終的にどういう形で、様々な取組があったことも認識はしておりますし、無駄を省くというようなことが委員会でなされてきたということも認識はしておりますけれども、どの程度それがつながっているのかというところが、恐らくそこが一番決算委員会の活動の成果といいますか、実質的な実として最終的に結び付くところなんではないかなというふうに思っております。