澁谷和久の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(澁谷和久君) タフツ大学、たしか先月公表されたと思いますが、外国の研究者の成果ですので、特段私がいいの悪いのと言う立場にはございませんが、私なりに読ませていただいて思うのは、まず、TPPの効果というふうにはうたっておりますけれども、三年前に別な学者が、ですから大筋合意をする前ですけれども、TPPができれば各国の輸出入がこれだけ増えるだろうという別な研究者がした予測をそのまま所与のものとして、各国の輸出入がこれだけ増えれば、輸出入が増えれば労働分配率が下がるという、そういう仮定を置いた研究のようでございまして、輸出入がこれだけ増えるんだからそれだけ労働分配率が下がって賃金が下がる、内需が減る、内需が減るというためには政府支出を減らすという仮定を置いていまして、政府支出を減らせばGDPは恐らく減るんだろうと思います。
 そういう計算結果だということでございますので、今回の大筋合意の内容を踏まえて分析したというよりは一般論として、経済連携協定によって輸出入が増えると労働環境が悪くなるという、そういうことを、主張の根幹にあるんじゃないかというふうに思っておりますので、私どもとしては、今回の大筋合意を正確に踏まえた分析ではないなという、そういう認識でございます。

発言情報

speech_id: 119014305X00120160210_024

発言者: 澁谷和久

speaker_id: 4796

日付: 2016-02-10

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会