長峯誠の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○長峯誠君 要するに、今回の大筋合意を前提とした計算ではなくて、その三年前に、恐らく多分全ての関税が撤廃されたときの輸出入の増加というのを前提にした計算、それを所与のものとしてやっているということですね。分かりました。
 続いて、農水省にお伺いをいたします。
 農水省の出していただいた資料の影響の方ですけれども、牛肉がやっぱり三百億円から六百億円ほど生産額が減少するということなんですが、この分析の中には、和牛や交雑種は品質面で輸入牛肉と差別化されていると、ジャンルが違うからそれほど影響は受けないんだということが書いてあります。
 これは私も一定理解はするところでございますけれども、逆に、品質差のない分野、特に乳牛の雄ですね。こことはもう多分競合してしまうので、日本では下手すると乳牛の雄がほとんど値段が付かないぐらいの状態になってしまうんじゃないかなということを非常に危惧しております。
 しかも、この牛肉については、即時でまず一一%減りますので、最終的に九%まで下がるというのもそうなんですが、もう最初の時点で一一%減るので、恐らくこの乳雄牛の市場に対する影響というのは相当大きいんではないかなというふうに思っております。そうなりますと、もう乳牛は雌だけ生まれてほしいと思うわけですね、生産者としては。そうなりますと、やはり性判別精液でありますとか性判別受精卵、これをしっかりと技術を高めていく必要があると思っております。
 ただ、今現在ではこの性判別受精卵、性判別精液については受胎率が良くないという課題がずっとございまして、ずっと現場でも努力をされて少しずつ向上しているとは伺っておりますが、その辺が今どのぐらいの状況にあって、そして今後そこをどうやって強化していくのか。さらには、当然それだけの手間が掛かっていますので、コストがどうしても高くなってしまいます。このコストをどう下げていくのか。それから、技術者ですね、これもしっかりと養成していかなければいけないと思うんですが、その辺の取組についてお伺いしたいと存じます。

発言情報

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発言者: 長峯誠

speaker_id: 17475

日付: 2016-02-10

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会