梅林宏道の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(梅林宏道君) ありがとうございます。
御質問は非常に核心をついた重要な質問をいただいたと思うんですけど、我々が北東アジアの非核兵器地帯を、一般論ではなくて、先ほど骨子を説明しましたけれども、北朝鮮が直面するであろう困難な諸問題、この非核化を考えたときに、アメリカの攻撃を本当に止めることができるようなシステムになるのかどうか、逆に、日本とか韓国が北朝鮮が非核化するということに確信が持てるというふうに思う、そういうプロセスは何かという、かなり踏み込んだ構想を備えて北朝鮮に提案の中身を説明をする必要があると。ですから、通り一遍な彼らのリアクションを得るのではなくて、十分説明ができるチャンスをどうやってつくるかということを一生懸命考えました。
それで、先ほどのモートン・ハルペリン氏を含むアメリカの対北朝鮮外交を実際に担っていた、今はOBになっている、例えば、最近亡くなりましたけれども、ボズワースという大使がいましたけれども、そういう人たちも含めて、どういうチャンネルでちゃんとした説明ができるかということを追求しました。それから、NGOの中に、ノーチラス研究所という、北朝鮮問題に深く関与して、人の行き来も含めてチャンネルを持っているNGOが、我々がこのプランを作るときのパートナーの一つのシンクタンクになっておりまして、彼らを含めてさっき言ったようなプロセスで伝えたいと。そのチャンネル、その場をどうつくるかと、非公式でいいけれどもきっちり議論をする専門家の場をどうつくるかということで努力をいたしました。
今我々が考えていることは、提案文書、それにきっちりと説明を加えた文書は渡ったと、それは確かなチャンネルで渡った、しかるべき人の手にあるというふうに思っています。しかし、それをどう考えるかというリアクションは残念ながら得ていない。そのリアクションを得るために、やはりNGOとしてやれることというのはありますので、そういうことを今追求しているというのが現状で、正確な回答にはなりませんけど、非常にポイントの問題であって、北朝鮮が具体的なこの案に対してどうリアクションしているかということを待っているというようなことだと思います。