阿達雅志の発言 (国土交通委員会)
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○阿達雅志君 ありがとうございます。
今の経済状況というか金融情勢見ると、金利がもうほとんどゼロという、長期金利がほとんどゼロに近いということで、これは国にとっても地方にとっても国債、地方債あるいは公営企業債で資金調達をしてしまった方が楽だと、こういうことで、どんどんこういう債務の問題というのは出てくるのではないかと。
ただ、長期的に見た場合に、やはりこれから長期金利がどういうふうに動くか分からない、また、地方公共団体の財政がどうなるか分からない、そういう中で、やはりできる限りそれぞれが経営的にもしっかりやっていけるようにするという意味では、こういう民間資金を入れて、そして民間のガバナンスによってしっかりとしたこういう事業に取り組んでいくという視点はやはり欠かせないのではないかなというふうに思っております。
そういう意味でも、PPP、PFIあるいは今言ったようなそういう取組についても、それぞれの地方はどうしても地方債で何とか回してしまおうというようなことが起こりがちだと思いますけれども、その辺は是非国の方でもしっかり見ていただいて、いかに民間資金を活用するかということを御検討いただきたいなというふうに思います。
ちょっと次のテーマに移らせていただきます。
今回、今、国家戦略特区法の改正による自家用有償旅客運送制度の拡大という話が出てきております。その一方で、今規制改革会議においてライドシェアの議論が出ております。
私は、こういうウーバーとかリフトのようなライドシェア、いわゆるライドシェアですけれども、これは確かにインターネットを使っていろんな新しいビジネスをつくっていく、イノベーションというところはあるとは思うんですが、その一方で、個人ドライバーと利用者がインターネット上でマッチングサービスを提供するプラットホームで運送契約を結ぶというのは、何かITの名の下で白タク行為を認めることになりかねないのではないかと。今までやはりこういうハイヤー、タクシーをしっかり国が管理する、そのために二種免許があり、そしてまた運行主体に対してしっかりとした管理をし、安心、安全というのを維持してきたと思うんですね。
ところが、これを、こういうライドシェアというものを認めてしまうと、個人ドライバーとその利用者の評価、レーティングというふうに言っていますけれども、これに運行管理や車両整備、安心、安全を委ねるというのは私は極めて問題なのではないかと。やはり車両整備一つ取っても、本当に自動車の車検をしっかり受けているのか、そういうサービスに提供するための車両整備をできているのか、そして何かあったときに責任をしっかり主体として取れるのか、この辺りというのはやはり譲れない一線なんだと思うんです。ITによる規制改革というと何となくそれだけでいいように思いますけれども、やはり私は安心、安全のところについては、安易な規制改革というのは極めてリスクが大きいというふうに思うんですけれども。
今回の国家戦略特区法の改正による自家用有償旅客運送制度の拡大というのは、今私が申し上げたようなライドシェア、これとは違うものではないかというふうにも読めるんですけれども、その点についての確認をお願いをいたします。