大野泰正の発言 (国土交通委員会)
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○大野泰正君 おはようございます。自由民主党の大野泰正であります。
今日はお時間をいただきまして、誠に、理事さんを始め委員長さん、皆さんありがとうございます。また、大臣を始め、本当に皆さんありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。
まず初めに、昨日のベルギーのテロ、本当に許せない、憎むべき犯罪だと思います。五月にサミット、また観光がインバウンド二千万という時代において、本当にこの対策というのは私たちの将来にとって非常に大切なものになってくると思います。より一層気を引き締めていただいて、もう一度見直しをしていただいて、今回のサミットを始め、本当に安心、安全な日本の構築により一層御指導賜りたいと思いますので、まずその点をお願いしておきたいと思います。
それでは、質問を始めさせていただきます。
まず、海洋権益と領海警護についてでありますが、先日、石井大臣も御出席されておりましたが、三月十九日に安倍総理が内閣総理大臣として初めて海上保安学校の卒業式に御臨席され、卒業される皆さんに祝辞を述べられていました。
その内容は、海難事故や災害の現場での救助、命を守ること、家族の幸せを守ること、国民の幸せを守ることはもちろんですが、我が国の領土、領海を守ることは、グローバル化が一層加速する中で、自由な海、平和で安全な海を守るためには国際的な協力を深めることが不可欠であり、今も、世界の大動脈アデン湾では、海上自衛隊とともに海上保安官の皆さんが海賊対処に汗を流し、東南アジアの国々の海上保安機関との二国間協力も、マラッカ海峡から東シナ海、南シナ海へと延びる海上交通路の安全を確保するためには欠かすことはできないというふうに述べられています。そして、新しい旅立ちを励ますとともに、任務の重要性をお話しされておりました。これは保安庁自体にも言えることだと私は思います。今日まで以上に守備範囲が拡大し、任務の重要性が増大する新しい旅立ちのときなのだと感じました。
ここで、これからの海上保安庁の体制について伺いたいと思います。
二十七年度でいわゆる尖閣の問題に対する体制整備は確立できると伺っておりますが、まずその点を御説明いただきたいと思います。
また、昨年、小笠原での密漁問題を始め、体制とともに装備の高度化がなくては対応できないと思われる事案も出てきています。今後、船舶や航空機を始めとする装備の更新計画はどのようになっているのか、伺いたいと思います。そして、厳しい生活環境や勤務環境の中でも頑張っている皆さんの能力を十分発揮していただけるよう環境整備も必要と考えますが、今後の体制強化についてどのようにお考えか、伺います。
また、現状、世界の情勢は日々変化しておりますが、特に中国は一帯一路構想を打ち出しております。総理のお話の中にあるアデン湾からマラッカ海峡そして南シナ海にかけての海上交通路の安全確保は、一国が握るものではなく、各国が協力して守ることが大切だと私は思います。総理が言及された範囲は環インド洋を超える広大な範囲であり、特に沿岸諸国との二国間協力が重要になると思われますが、各国によって状況も違いますので、保安庁は柔軟に対応できるように懐の深い組織により一層なっていただき、日本の安心、安全に資する世界の平和と安定に邁進していただきたいと思います。お考えを保安庁長官にお聞きします。