鈴木準の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)

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○参考人(鈴木準君) 貧困大国かどうかということですが、一点、バックグラウンドとしてとても重要なのは、日本って長期デフレで経済がまともでなかった状況で、今あるデータというのはその長期デフレプラスアルファぐらいしかないわけですね。これが今後も続くんだということであればこれまでのデータが示しているとおりだと思いますが、私は、バランスシート不況が終わったとか内外価格差これだけ縮んだとか、あるいは労働力人口減っていくということを考えると、大分世界は変わっていくのではないかと思っています。ですから、税制の設計を含めて、今までのデータで語れないという注意がまず必要だということが一つ。
 それからもう一点、貧困というのは、やっぱり経済的な面だけというよりは、母子家庭でいえば女性の働き方ですとか、あるいは広く一般に男性中心型の労働慣行だとか、それから女性に対する暴力だとか、そういう非常に根深い問題だと思いますので、そういうことを考えてやっぱり貧困の問題を議論する必要があって、今日私申し上げたのは、高齢者、特に男性なんかはかなり平等化が進んでいて、しかし若者あるいは働き盛りの層では貧困が拡大しているということは事実だというふうに思いますので、そこに手当てをしていく必要があるというふうに思います。

発言情報

speech_id: 119014332X00220160210_096

発言者: 鈴木準

speaker_id: 16867

日付: 2016-02-10

院: 参議院

会議名: 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会