小黒一正の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)

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○参考人(小黒一正君) ありがとうございます。
 一つ重要なのは、「やさしい経済学」、資料の方の、この配られている方の二十六ページ目のところの二番目に書いてあるんですけれども、やはり一つ、一番重要なのは、集めた税収、それから社会保険料をどういうふうに配分するのかという議論も当然あります。そこで世代間の対立が一つ発生するというのは当然あるわけですけれども、それだけではなくて、やっぱり情報の国民に対する発信の仕方が実はうまくないんじゃないかというふうに思っております。
 例えば、経済成長率一つ取っても、人口減少していけば当然成長率が落ちていくというところに下方圧力が掛かるのは当たり前ですので、やっぱり一人当たりの成長率とかできちっと諸外国と比較しながら出していって、一人当たりの成長率がプラスであるということは配分の原資があるということを意味するんだと思うんですね。ですけれども、それを全体マクロで集計したときに、マクロの経済成長率、実質はマイナスになっているというふうに見ると、実は何か配分の原資がないように思えてしまうと。そういうところもやはりちょっとよく考えて、制度設計、公表の仕方を変えていくということをされたらどうかというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 119014332X00320160217_056

発言者: 小黒一正

speaker_id: 29026

日付: 2016-02-17

院: 参議院

会議名: 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会