石田昌宏の発言 (財政金融委員会)
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○石田昌宏君 基礎残高でプラスで政策金利残高でマイナス、この辺が割と分かりにくいんですね。日銀当座預金残高の構造を変えていくとかそういった話で、市中にお金を回すという話ではなくて、このマイナス金利を入れるインパクトによって全体の国債等のイールドカーブを下げていくと、そういった話だと思います。
更にもうちょっと聞きたいんですけれども、今回のマイナス金利としたのは、先ほど述べたこの緑色のところの基礎残高の〇・一%が適用される部分と、あと、ゼロ金利が適用されるこのマクロ加算残高とありますけれども、そこの部分と、あと、ピンク色のマイナス〇・一%の部分なんですけれども、これは一月実績でどのくらいになるのかというふうに当てはめた数字がありますので見てみますと、このピンク色のところは約二十三兆円ぐらいな規模になるというふうに聞いています。
今後、このマネタリーベースは増やしていくんだと思いますけれども、このゼロ金利の部分に関しては、増えていくというよりも、ある程度増えたらば、ゼロ、緑色のマクロ加算残高の方を増やしていくことによって適用部分が過度に増えていかないような設計になっているんですけれども、これは一つの配慮だと思いますが、これは、マイナス金利が導入して銀行の収益が悪化してしまうとか、それによって金融システム全体が不安定になるということを避けるためだと思うんですけれども、逆に、マイナス金利適用部分がこれは将来増えていかないんではないかということによって、逆に、流動性を上げることに対して銀行が消極的になるといったことも懸念されてはいます。
この辺、まず、なぜマイナス金利適用部分の増加を制限していくような政策を取っているのか、市場に分かるように丁寧に説明していただきたいと思います。