黒田東彦の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(黒田東彦君) 御指摘のように、日本経済が持続的な成長を達成していくというためには、この二%の物価安定の目標の早期実現を図るとともに、何よりも民間の経済主体の前向きな動きを引き出して我が国経済の成長力を強化するということが極めて重要であるというふうに思います。
 この点、政府におかれては、昨年六月に日本再興戦略を改訂して、これは御承知のとおり、かなり包括的で、かつ重要な成長戦略が含まれているわけですけれども、日本経済の成長力底上げに向けた具体的な施策が取りまとめられております。また、TPP交渉の大筋合意を受けて、昨年十一月末にはその効果を我が国の経済再生に結び付けるためのいわゆる総合的なTPP関連政策大綱というものも打ち出されております。
 日本銀行としては、引き続きこうした政府の取組が着実に進んでいく、それに呼応して民間の経済主体の前向きな動きが更に引き出されていくということを期待しております。
 なお、金融政策につきましては、物価安定という日本銀行に与えられた目的のために自らの責任において行っておるものでありまして、日本銀行としてはマイナス金利付き量的・質的金融緩和の下、二%の物価安定の目標の早期実現を図ってまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2016-02-18

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会