麻生太郎の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) いずれにしても、このマイナス金利というのは、ちょっと戦前はそんなに詳しく知らないんですけれども、少なくとも昭和二十年以降で日本ではインフレが続いておったこともこれありで、金利がマイナスになったということは過去七十一年間では初めての政策だったと思いますので、それに対していろいろな反応が出てきている、初めてのことですからみんな面食らっておられる方もいっぱいおられるんだと思いますが。
少なくとも、今、皆さん方のところの、そうですね、ローンを借りておられる方々、四、五人に聞きましたけれども、ほとんど、四人のうち、聞きましたけど、三人は銀行からローン金利を組み替えませんかという話をしておられます。それで、それによって、三十年のところが残り二十年あった部分が、三千万のところが二千万というところまで返しているとすると、その人の例でいきますと約数百万円安くなります。悪くないなという話になるんですが、それは決して悪いことじゃないですから。じゃ、銀行はどうするかというと、手数料をもらいますので、その手数料が数十万円入ってくるので、手取りはみんなそれぞれ損はないみたいな話で計算ができているんだというように、その話を聞いて自分なりにそう考えたんですけれども。
いずれにしても、日銀としてはいろいろなことを考えられた上での結論でしょうし、政策委員の中でもいろいろ意見が分かれたというようなお話でもありますんですが、結果として決断をされた以上、私どもとしては、今まだ決まってすぐの段階で、今すぐどうのこうのと言ってその反応を述べているのはいかにも短絡的過ぎるので、この種の話は少々時間掛けた結果どうなってくるかという、時間を掛ける必要があろうかと存じております。