大久保勉の発言 (財政金融委員会)

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○大久保勉君 いや、まさに予想の回答ですが、予防的にいろんなチェックをしていくと。ですから、私ども日銀の政策を議論をする場合に、出口が肝腎であると。藤巻委員もよく言われていますが、出口のことを想定しないと、今の政策がどうなるかというのはできないと。じゃ、どこでその議論をするかと。まさに国会です。ところが、国会で出口の議論に関しては一切言われないというのは非常に心配です。
 僅か〇・八%の金利上昇で、事実上、広義の自己資本はゼロと。もちろん日銀は倒産はしません。これは国の信用力がありますから。しかし、様々な問題点が発生します。仮に金利が二%上がった場合に、少しずつ損失が実現していきますから、国庫納付金が減るんじゃないかと。この質問は、実はこの委員会で小池委員が議論し、そして麻生さんに対しても質問しています。ですから、こういったことをしっかり積み上げておかないと、本当の意味で日銀がおかしくなって、日本の経済がおかしくなると、こういった問題がありますから、是非そこに関しては誠実に答弁してもらいたいし、数字を開示してほしいと思います。
 ただし、今、景気を良くするために、マイナスの金利というのも一つのやり方ですが、そこには大きなリスクが伴っていると。そこに対して、これまで三年間、最初の方はアベノミクス、特に黒田バズーカに対して賛成の人が多かったんですが、だんだん日銀の関係者たちもちょっと危ないねと、こういった意見が、翁教授であったり岩田一政元副総裁が出てきていると。ここに対して予算委員会でも同じような質問があって、藤田委員が、本当に黒田さんは暴走しているんじゃないかというようなことで、五対四で無理やり一月二十九日にマイナス金利政策を導入したと。そこで、日銀職員に無記名で賛否を取ったらどうですかと、こういったところまで言いました。これは、そういったことが委員会で質問されるぐらいに、しっかりとリスクを考えておかないと大変なことになると思っています。
 ただ、御苦労は分かりますから、私どもはしっかりと応援したいと思いますが、これだけのリスクを取らざるを得ないという状況に対して、黒田総裁、何か、御苦労は大きいと思いますが、非常に、側近の岩田副総裁も入院されています、ですからそういう意味でずっしり責任が掛かっていると思いますが、感想がありましたらお願いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 大久保勉

speaker_id: 33674

日付: 2016-03-24

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会